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中学受験を終えて②「定量評価と親子の感情コントロール」

学業において、自分の子供を見ていて気にしていることは、「頑張っているから凄い!」といった感情的な評価をしないことです。塾からの成績・順位などの定量的な評価のみで判断するようにしています。

勉強の方法や時間と試験結果の両方の分析が必要ですが、本人が希望して勉強しているので、不当に褒めたりせず冷静に分析するようにしています。

できなくて、かわいそうと思う暇があったら、弱点を分析して繰り返し学習するのが早い。感情的になるのは禁物だと思います。

「うちの子供は、毎日2時間勉強して本当に凄いんです」は感情であり、合格につながるものではないのです。それは、お母さん、お父さんの時代にやっていなかったことを、現代の子供は毎日やっているに過ぎないのです。

内の場合は、塾の勉強は好きでしたがが、家庭学習の繰り返しが苦手でした。「ミスした問題は3回は繰り返そう!」と私がエクセルで管理して、ノートに翌日、一週間後、一か月後と復習サイクルのスケジュールを記録しておきました。試験結果などは、定量的な分析シートを作成しており、当たり前のことを怠けたりするので、褒めたりもしなかったです。

合格への切符は、ひたすら偏差値、合格判定、母集団といった定量的な分析で、塾も精緻にデータを分析しています。小学生6年生であれば、どこの塾の生徒でも、土日曜日は塾を含めて、6時間程度は学習するので、取り立てて「うちの子供は長時間勉強しているから大丈夫」と確信できる材料ではないのです。

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