見出し画像

【猫様】今日で丸二年

Mさんが旅立ってから丸二年が経ちました。

晩年のMさんはお腹に腫瘍ができ、食が細くなってガリガリに痩せてしまっていました。
高齢で手術するのは難しい、という判断で、最期までうちで普段通りに過ごされていました。
最期は日向で眠るように旅立ちました。

Mさんはご自分を人間だと思っており、抱っこが大好きで、常に私をストーキングして甘えてくる猫様でした。でも、他の猫様がいるところでは絶対に甘えてこない、ものすごいツンデレさん(笑)。

生後7ヶ月の頃、ペットフード専門店で里親募集の張り紙を見て、ご縁があり引き取りました。
元々のおうちでは、お母さん猫様がローズちゃん、とお花の名前だったので、パンジーちゃん(三毛だからでしょうか)と呼ばれていたそうです。
初めて会った時、美しい毛色とお顔に、
「すごい美人さん!!」
と思ったことを覚えています。
元の飼い主さんにおとなしく抱っこされていて、私が抱っこで受け取っても特に嫌がることもなく、本当におとなしい子だな、と思ったのですが、家に着いてからはすごく警戒されました(笑)。シャーシャーされましたねえ。
それでも、夜になるとだんだん落ち着いてきて、馴染むのは早かった覚えがあります。

ああ、でも、手術前はよく布団に粗相をされました。
手術してからはなくなったかなー。

Mさんがうちに来て間もなくSさんを拾ってしまい、そこからはまた大変でしたが、基本的にあまり手のかからない子だったような気がします。
実家に戻ってからの方が甘えっ子度が増して手がかかるようになったような。
でも、まさに「借りてきた猫」状態になるので、病院では看護師さんに好評でした(笑)。看護師さんに抱っこされてもおとなしくじっとしてるので、
「おとなしくていい子ですねー!」
とよく言われたものです。そんなことないんですけどね本当は…と思いつつ、愛想笑いでやり過ごしました。

若い頃は本当に活発で遊ぶのが大好きで、よく猫じゃらしを持ってきては遊びを強要されました。
Mさんは元々が飼い猫だったせいか、家族にも懐きはしないまでも慣れていて、自由に家中を行ったり来たりしていました。
季節ごとにお気に入りの場所がいくつもあったようです。

今は痛いところもなく、天国で楽しく暮らしてくれていると思います。
いっぱい遊んで、いっぱい食べて、いっぱい眠って。
下僕のところより快適だわ、と思ってらっしゃるかもしれません(笑)。

「早くコレを振りなさい」のお顔


今はまだ、寂しく思うことも多いですが、天国で幸せに暮らしてくれていると思うと、ちょっとだけ救われますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?