「サクマ式ドロップス」佐久間製菓が廃業へ

2022年11月09日、佐久間製菓(以下同社)が2023年01月20日で廃業すること分かった。その理由は、新型コロナウイルス禍による販売減や、原材料価格の高騰により財務状況が悪化したためである([1])。


同社はロング セラーである「サクマ式ドロップス」(図01)を主力商品としていた。原材料のコストが上がった分の価格転嫁が進まなかったことも影響し、21年9月期は1億5173万円の最終赤字だった。

図01.「サクマ式ドロップス」の空き缶。撮影日:2022年11月09日。

本年、同社は114年を迎えることができた([2])が、この年に廃業が決まったことに、「諸行無常」を痛感した。



参考文献

[1] 株式会社 日本経済新聞社.“「サクマ式ドロップス」の佐久間製菓、23年1月廃業”.日本経済新聞 トップページ.ビジネス.サービス・食品.2022年11月09日.https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC094120Z01C22A1000000/,(参照2022年11月10日).

[2] 佐久間製菓株式会社.“ご挨拶”.佐久間製菓 ホームページ.http://www.sakumaseika.co.jp/greet/,(参照2022年11月10日).

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