熊本県竹産業振興会

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一度は見たことのある古き良き日本の風景に欠かせない<建仁寺垣>ひと筋。__肥後竹材

はじめまして、熊本県竹産業振興会です。 熊本の竹の魅力をみなさんにお伝えすべく、熊本県内の竹事業者のみなさんのところへ潜入取材いたしました。これをきっかけに、一人でも多くの人に竹の素晴らしさが伝わりますように。 _______________________________________________________________________________ <建仁寺垣>をご存知でしょうか?竹垣の一種で、四つ割竹を垂直に皮を外側にしてすきまなく並べ、竹の押し縁(

    • 伐採・生産・出荷までの一定の仕事が出来るシステムを__みやがわ竹材

      <竹ソダロール>は透水性と腐食性に優れている自然素材の資材としてさまざまな場面で活躍している竹材です。 丸太の代わりに柵工などに使われ、災害のあった地域で災害復旧工事の材料としても役立っています。そんな竹ソダロールをメインに生産しているのが、菊池市にある『みやがわ竹材』です。 現在は竹ソダロールを主軸とし、竹を運搬するための運送業、竹の箸の生産を行っています。 今回は笑顔が素敵な代表の宮川勝春さんと奥さまに話を伺いました。『みやがわ竹材』昭和57年に設立、今年で39年目

      • 「今が一番楽しい」と言ってのけるい草縄職人の思いとは__井上産業

        い草の一大産地である熊本県の八代地方。その歴史は長く、およそ500年前の室町時代まで遡ります。生産量は全国の約9割を占め、「い草といえば熊本」として全国から認知されています。そんな八代にい草と竹の工房『井上産業』があります。 八代産イ草を使った細縄(ほそなわ)製造にや竹を使った加工品などを生産を行っています。 話を伺ったのは代表の井上昭光(いのうえ あきみつ)さん。昭和34年に創業された『井上産業』の2代目で、現在は3代目の謙次郎さんと共に日々制作に励んでいます。 い草

        • 熊本で始めた竹の灯りを、日本中へ。そして世界へ__株式会社ちかけんプロダクツ

          熊本の代表的なお祭りとして知られる『みずあかり』。熊本城を背景に、あかりの灯った竹のオブジェがまちを彩る姿が印象的です。このお祭りは、竹、火、水、ろうそくといった熊本の資源を生かした灯りを使ったもので、秋の夜2日間に渡り開催されます。 そんなみずあかりに欠かせない竹あかりを日本中、世界中に発信しているのが玉名郡南関町に活動拠点を構える『ちかけんプロダクツ』です。 2007年4月に設立された『ちかけん』は、祭りなどのイベントでの竹あかりによる演出を行う会社としてスタート。熊

        一度は見たことのある古き良き日本の風景に欠かせない<建仁寺垣>ひと筋。__肥後竹材

          竹製品で豊かで楽しい時間をお手伝い__株式会社GREENEXUS

          菊池市に会社を構える『GREENEXUS』(グリーンネクサス)。ここは竹製品の加工・製造・卸を専門とする会社です。 バンブープロダクト・クリエイティブカンパニーとして2017年にスタート。竹の箸をメインに竹あかりや竹炭パウダーなど、商品は多岐に渡ります。 「竹で世界を変える」というコンセプトを掲げる代表の大村武士さんに話を伺いました。 「竹と日本人の関わりの歴史は古く、縄文時代の遺跡から竹を素材とした製品が出土しています。日本文化の伝承や人々の暮らしに欠かせない植物・竹

          竹製品で豊かで楽しい時間をお手伝い__株式会社GREENEXUS

          竹の箸を作って半世紀以上。竹の箸がある暮らしを当たり前に__株式会社ヤマチク

          玉名郡南関町の県道を走っていると突如目に入る「竹の、箸だけ。」というキャッチコピーを掲げた工場。ここが『株式会社ヤマチク』です。 ヤマチクの創業は1963年。創業当時は建築材料として竹を扱ってきましたが、年月が経つにつれ外国製の建築材の需要が増え、箸の生産にシフトチェンジ。そこから国産の竹だけで箸を製造しています。 輸入木材ではなく、熊本や福岡の山から刈り取った天然竹だけで作る箸は、独特のしなりがあり、お年寄りや子どもでも物を掴みやすく、その質感に温かみを感じる人も多いそ

          竹の箸を作って半世紀以上。竹の箸がある暮らしを当たり前に__株式会社ヤマチク