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秋を求めて〜森のキノコの観察会 No.2〜

本日、4回目のワクチン接種。
1回目ファイザー
2回目ファイザー
3回目モデルナ
そして今回ファイザー。初めて打った時は、その日に身体がだるくなって、2日間ぐらい熱が引かなかったが、回を重ねるごとに副反応が来るまでのタイムラグが長くなり、高熱は1日で収まる感じで済んでいる。今回も今のところは副反応らしい予兆はないし、腕も痛くない。前回も楽勝だと思って朝起きたら高熱と腕の痛さが襲ってきてたので、油断は禁物ということで、気を引き締めておこう。(締めたところで容赦なく襲ってくるのが副反応だが、、、)

さて、昨日のきのこ鑑賞会の続き。
井上先生のためになるキノコの基礎知識を聴いた後、いよいよお楽しみのフィールドワーク。実際に丸太の森公園の散策路を歩きながら、きのこを鑑賞し、必要な量だけ収集した上で、みんなで収集したものを持ち寄って、繊細に解説していただくという流れだ。

というわけで散策始まって最初に見つかったのはなんとマムシ、、、すでに亡くなっていた。残酷だが頭の引きちぎられていたので、おそらく別の動物にやられたのではないかと思われる。公園の散策路なのだが、自然に近い形で道が作られていることから、キノコだけでなく、色々な生き物に遭遇できるようで、この日ほこのマムシ以外におそらくジムグリという無毒のヘビに2匹遭遇しました。爬虫類の中でも蛇はかなり見た目が好きな部類にはいるが、キノコと違ってテリトリーに入ると向こうから襲ってくるので注意が必要だ。

そんなマムシの死骸のすぐ近くに大量に生えていた、のは「ハナビラニカワタケ」というキクラゲの仲間。もちろん食べることも出来るようだ。触った感じはゼラチンのようにプルプルしていました。
昨日も書いたが今回の観察会の参加で1番の収穫は手袋、種類によっては素手で触ることで、視覚だけでなく、触覚、嗅覚からの情報をとることで似たような形でも違いがある事がよりわかる。専門家がいるとこういった判断を近くでしてくれるからより精度の高い情報が手に入るのが良い。
というより、キノコ自体はどの種類も基本は手で触っても問題がないようだ。
カエンタケの場合でも、触った後皮膚通しで擦り付けたり、傷口や粘膜に触れたりしなければ少しは大丈夫なようだ。って言われたら触りたくなったが、基本は専門家が触る前提のようなのでやめておきました。

なんと、、、クヌギの根本に生えているこいつは、、、「カエンタケ」様ではありませんか!!しかも大きく育ったのが大量にいる!!間近で見てこの毒毒しい真っ赤な警告色は娘が座間の野戸山公園で見つけたカエンタケの幼菌と似ていた。似たようなキノコでベニナギナタダケ、ベニセンコウタケというものもあるが、ナラ枯れを起こしたクヌギの下にいるから間違いないようだ。序盤でのラスボス遭遇で高揚感がすごい我々。
ちなみにこのカエンタケ含め食べたり、触ったりすることで人体に害を及ぼすかどうかが毒キノコかどうかの判断軸だが、彼らが人間を含めて特定の生物にとっての「毒」を纏うには意味があります。例えば、テングタケは人間にとっては猛毒だけどリスは食すことができるとか、毒が強いのは胞子ができるまでの間だけで、胞子が出来たら逆に毒を弱め生物を寄せ付けるような種類のキノコもいるようです。毒キノコという分類の仕方は我々都合の呼び方であって彼らにとっては生きる術なんだろうな。

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