今の写真家とSNS


こんにちは、ピッピです。

私がブログを始めてからもうすぐでちょうど1年になろうとしているので、もう1年かというのとまだ1年かという気持ちがあります。

最近は書くのをさぼってしまっていたんですが、私は「写真活動をする大学生です」という文を最初の頃は入れていました。

ですが、そんな私も大学4年生となり卒論も書き終わり、単位もすべて取得できていれば晴れて卒業なのでもうすぐこのブログでの「写真活動をしながら大学生です」という文も使えなくなります。

大学4年生と言えば、卒業のほかに進路という話題がよく出てきますが私は就職活動はこれまでほぼしていません(説明会いくだけ行きました・・・)

詳しい話は少し長くなるので、卒業間際に投稿してこれからの就活生に見ていただきたいと思います。



さてさて、前置きが長くなってしまいましたが本題に入ろうと思います。

今回は、「写真家にとってのSNS戦略」。

もちろん私個人が考えるSNSとそのSNS戦略なので、みんなに真似してほしいという訳ではないですが、今SNSでわざわざ「写真専用アカウント」も作って活動している方々、特に「これから写真アカウント」を伸ばしていこう!とお考えの方にも読んでいただければ嬉しいなと思っています。

 最近では、大変数多くのクリエイター、企業までもがSNSを利用した「SNSマーケティング」「SNS運用」に力を入れているのがもはや当たり前になってきました。「クリエイター戦国時代」という言葉も耳にしたことがあります。

それによって、これまでよりもより一層マーケティング力が必要になっているのは、私たち写真家たちも変わりはないです。

では、私はどのようにSNSを利用していこうと考えているのかそれは、「SNSは発信ではなく、ポートフォリオ」です。写真を始めたころからただ闇雲に「毎日投稿」を心がけてきましたが今は、出来ないときはしないです。ですが楽しみにしてくれているフォロワーさんもたくさんいる(そう思いたい)ので出来るだけ今も週5は必ず投稿するようにしています。



今の時代に、
「写真の投稿でばずって撮影の依頼をされる」
「目指せ、フォロワー10万人!フォロワー市場主義!」という時代は終わってしまいました。

それでも、SNSは世界各国の様々な方々の写真をみることが出来たり、逆に見てもらえることも出来ます。それは,このネットワーク、SNSが普及してくれたおかげだと思います。

他に個人的にありがたいと感じている瞬間が「見せやすさ」です。
私の大学は芸大生とかでは全くなく、ただの4大で学部も現代社会学部なので大学の専攻や授業でメディア系を取ってその際になんとなく写真の知識があるかないかの集まりです。そして、そこで出会う友達もカメラを買って写真をやっている人なんて皆無です。

しかしそういう人でもみんな当たり前のように「SNS」はやっています。そして出会った人たちに当たり前のように「写真どんなの撮ってるの?」「写真見せて!」と言われます。その時にSNSは超超便利です。大抵その時にフォローもセットでしてくれます。そして私が定期的に投稿をし続けていればその人たちは、これからも私の写真を見続けてくれます。

ネットで自分で、ポートフォリオサイトを作れば、格式もあって自分好みに細かいところまで、こだわって作ることも出来ますが今の自分にはまだまだその地基地や技能はなくて出ていません。

自分の写真を細かいところまでこだわり見せ、見せる人が企業や写真に詳しい人などに見せたいのであれば「ポートフォリオ」がおすすめです。

私のように気軽に投稿し、パソコンに詳しくない方はSNSでも十分なのではないかと思います。

去年私は近所にあった写真ギャラリーを見つけ、オーナーも大変仲良くしてくださって写真の知識もたくさん勉強しました。そこで学んだのは、今までとは全く違う考え方でした(それまでも知識があったわけではないですが…)それまで身についたと自分が考えていたのは「SNSの写真」であって、写真家さんたちが従来の写真家さんたち(何年も活動されている方々)の考え方は全くと言って別物に感じました。

SNSでは、隙間時間に見たり、スクロールしながら見たりするので自分がいいねしている投稿でも後から見ると「あれ、こんなの見たっけ?」ってなってしまう時があります。


ですが、個展や展示会では、隙間時間などではなくしっかり「その人たちの作品を見るため」に時間を割いて見に来られる方が多いです。

なので、個展をする際には特に写真は「まとまっているか」「大きく印刷しても綺麗か」などに気を付けなければいけないです。
SNSで綺麗に見ていても、見る大きさは「スマホ」「パソコン」「タブレット」で見られることが多いですが、展示会場では紙に印刷し「A4」大きい時ひとは「A0」など普段スマホで見るよりも何倍も大きいサイズで見ることになります。

そこで携帯で綺麗に見えていたのに、印刷したら汚く印刷されてしまうので展示出来ないという事件が起きてしまっていました。

また、携帯では綺麗に見えていたはずなのに印刷したら思っていたのと違うという要因がほかにもあります。それは「光の角度」

スマホなどの電子機器媒体で見る際は、必ず後ろからバックライトが当たっているので「綺麗に見えてしまう」が「印刷して展示される会場は上からの部屋の電気で見ますので、「思っていたのと違う…」ということが起きてしまうんです。

なので、去年からお世話になっている写真ギャラリーのオーナーさんは、「紙で見たい!」「印刷してきて!」が口癖です。

そのオーナーさんに限った話ではなく長年活動されている方も多くおられると思います。なので、さっきお偉いさんに見せるときは「ポートフォリオ」がいいと申したんですが直接会って見せるときは「印刷したのを持っていくのが一番いいと思います。印刷するメリットは綺麗に見えること以外にも、「しっかり保存しておけば、データがいつの間にか消えてる」事件もないので「この写真今度展示したいのにない!」ときはその写真を使えばいいのです。
このサイズの写真でよければですが・・




過去最長のブログになってしまったのではないかと思いますがまとめは、今のクリエイターにとってのSNSは「ポートフォリオ替わり」、写真活動をするなら、「プリントしてみる習慣を!」です。

写真活動をするなら、長く活動している写真家さんや写真ギャラリーなども近くにあれば伺うのはおすすめです。




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