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#16【仕事】8年間の会社員の終わりは、世界一周旅の始まり

この記事を書いている2024/3/29。
新卒から務めた会社の最終出社でお別れの挨拶まわりをした。

そんなタイミングで、noteコンテスト「#会社員でよかったこと」の開催。
私は仕事LOVEっていうタイプではないけれど、
振り返れば自分にできる範囲でやりがいもって頑張ったと言える。

私は4/1から世界一周の旅に出発する。
まだ来週から働かなくていいという実感はない。
もう2度と会わない人もいるかもしれないという実感もない。

大変だったことは数えきれないし、不満ももちろんあったけど、
8年間を振り返って言えることは、「入った会社がこの会社で良かった」。

会社と上司の皆様へ
”私の人生に、選択肢を与えてくれてありがとうございました”

選択肢の代表。単品か飲み放題か、プレミアム飲み放題か。
この店は通常の飲み放題が正解!

私の仕事

私の仕事は医薬品(新薬)の開発。
とは言っても「??」だと思う。

ざっくりいうと、まだ効くかわからない薬を患者さんに使ってもらって、
その薬が効いたかデータを集める仕事。
コロナのワクチンや薬とかはイメージしやすいのでは??

定年までサラリーマン。それ以外想像していなかった大学時代

私の出身は地方国公立の薬学部。
大学のキャンパスには医学、薬学、看護の3つしかなく、
留学する人なんてほぼいないし、
ましては起業やフリーランスなんてもってのほか。

私も、ご多分に漏れずみんなが進むからという理由で大学院に進み、
地元愛知で就職した。
長男だし、このまま当時付き合っていた彼女と結婚して、
ずっとサラリーマンとして働くんだろうな。
そう思っていた。

会社と上司が私にくれたモノ

お金、Money

両親は離婚しているし、お世辞にもお金持ちではない。
大学生時代は、いつ仕送りが止まるかとビクビクしてたから、
勉強よりもバイト漬けの生活だった。

バイト漬けといっても、部活が週4,5回あったから稼げて年100万ちょい。

お金がないとやっぱり心に余裕がない。
何度も安物買いの銭失いをしたし、いかに安く楽しむかしか考えてなかったから、
自分の知らない世界に挑戦なんて考えもしなかった。

社会人になっても貧乏症は抜けず、結局スーパーで牛肉を8年で一度も買っていない。
一方でその甲斐あってふと気づけば、4年目終了時点で貯金が600万あった。

当時は円高だったから、600万あれば3~4年過ごせる。
それに気づいたとき、一気に世界が広がった。

主体性+失敗の経験

昔の夢は職人になること。
細かいモノづくりが好きだったから、単純作業が好きだと思っていた。

一方で入った会社は毎日イレギュラーイベントが起こる単純作業とは真逆の仕事。
全く慣れず、指示待ちであることを怒られていた1年目。
少しずつ自分で考えて動けることも増えていった2年目。
しかし、3年目には自分で考えて業務を進めたり、
新しい物事にチャレンジする姿勢は私の”個性”になっていた。

報連相より先に行動するから、ミスして迷惑をかけるあったけれど、
だからといって過度に縛られることはなく、
失敗の経験を次にどう生かすかという方向で指導してもらい、
1度も自分なりに考えて動いたプロセスを否定されたことはなかった

そんなこんなで誰よりも失敗の経験を積ませてもらえたことで、
自分の意見をもち、新しいことチャレンジできる大人になっていた。

お金×自分の意志=無限の可能性⇒世界一周

入社時には考えていなかった8年後の未来。
お金というHard面、主体性というSoft面を与えてくれた結果、
無限の選択肢の中から”世界一周の旅”という答えにたどり着いた。

ただでさえ人不足の業界なのに、
いい上司に恵まれたことで退職を選択するというのはちょっと申し訳ないけれど、
上司の皆さんは以下の記事のように温かく送り出してくれた。

8年間、本当にお世話になりました。

誰よりもいい経験をしてきます!また飲みに行きましょう!!


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