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私に講演を頼むLOMにお願いしたいこと

COVID-19の影響が始まってから、はや1年以上がたちました。その間LOM向けにオンラインとリアルの講演をかなりの数行ってきましたが、講演会のあり方がかなり見えてきましたので、まとめておきたいと思います。

オンライン講演とリアル講演の使い分け

COVID-19によって、オンラインの講演会は一般的になりました。オンラインの講演会には、感染症防止というだけでなく、参加のしやすさや記録の取りやすさなど、リアルの講演会にはない「良さ」があります。だからこそ、COVID-19の影響が終わった後も、リアルの講演会にはリアルだからこその価値を出していかなければ、意味がありません。ですから、今後私が講演する際には使い分けていきたいと思います。

特に単なる講演だけの場合や、単独での講演時間が60分以下の場合、パネルディスカッションがある場合は、移動時間の無駄なのとより多くの人にチャンスを作るために、オンライン講演しかやりません。その前提で依頼して頂きたいと思います。

オンライン講演の場合

1,聞いている人の集中力が持たないので、単独での講演時間は1時間まででお願いします。
2,講演中に、Google Formによるアンケートに記入していただきます。このため、スマートフォンではなくパソコンでの閲覧を強く要請してください。
3,セレモニー及び挨拶には参加しません。
4,メインとバックアップの2つでログインするので、両方に共同ホスト権限をください。
5,ハイブリットの場合は、リアル参加の人をメインとします。
6,PPTは講演後に配布するので参加者に配ってください。

リアル講演の場合

1,必ずグループディスカッションを入れるので、会場は島形のテーブルレイアウトにしてください。会場がシアター型、スクール型しかできない場合はオンラインでお願いします(行きません)。
2,グループディスカッションのテーマによっては、模造紙とペンを用意して頂くことがあります。
3,会場に明かりがあっても見えるプロジェクターとスクリーン、音声を流すためのスピーカーを用意してください。
4,ワイヤレスマイクを用意してください。
5,プロフィールの紹介等は紙を配ってください。
6,PPTは講演後に配布するので参加者に配ってください。
7,謝辞は不要です。謝辞の時間があるなら、質問時間に使ってください。

グループディスカッションを入れるのは、リアルの「良さ」を引き出すためです。JCの良さは多様な職業とバックグラウンドの人が集まってアイデアを出せることにあります。リアルにする価値は講師よりも隣の席の人にあるのです。「隣のグループが盛り上がっている感」はブレイクアウトルームでは出せませんし、そもそもブレインストーミングにオンライン会議は向いていません。このあたりはまだリアルに一日の長があると思います。

事後の懇親会について

講演後に名刺交換会を設けるのは構いませんが、大人数の懇親会は時間の無駄なので出ません。少人数なら出ます。どうせなら参加者もぜひ同じテーブルのグループで飲みに行ってもらいたいなと思います。

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