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隣の芝生

「隣の芝生」という言葉はよく耳にしますよね。
自分が直接体験していないものは、よく映ることの例えですが、今回ご紹介したいのはそれではありません。

これから、ビジネス社会を生き抜いていくにあたり、会社として優秀な人材が必要ということは言うまでもありません。
特にこれから、私たちの会社が独自のビジネスモデルを貫き、勝利を勝ち取るためには、みなさんの成長は欠かせません。
ところが、成長しなければいけないのは、もちろん会社の都合だけではありません。

優秀な人材であることは、自分の市場価値を高めることになります。
いまは横並びの人間関係も、ビジネス社会に飛び込めば、働いていくうちに収入にも差がつき、役職などの地位にも差がつくのが常です。
私が新卒のとき、特に意識していたのは「新卒同期の中で1番でありたい」ということでした。
そのとき、就職してからの頑張りはもちろんですが、それ以前の差、言い換えれば大学時代からの差がそのままビジネス社会に持ち込まれるということをよく感じたものです。

社会に出れば、英語が話せる人もたくさんいます。
私が内定者のとき、テーブルに座ったメンバーの半分くらいが英語を話せる人だったように記憶しています。
部活動などで優秀な成績を収めたという人もたくさんいます。
同じテーブルには、オリンピック候補の人もいたくらいです。

そんな中、自分が本当に強みとして掲げられる武器を持っていなければ、社会では相手にされない。
自分に近い社会だけ見ていては、自分の能力不足に気が付きません。

さて、ビジネス社会でよく言うことばに…
「隣の芝生」にいって輝くものこそが「スキル」、自分の仕事場でしか輝かないものは「タスク」
というものがあります。

そう、私たちが磨いていくべきものは、どこでも通用する「スキル」です。
一見専門的に見える仕事も、1つ1つは普遍的な仕事の積み重ね・組み合わせです。
1つ1つ、自分の成長に活かそうという気持ちで、目の前の仕事に向き合うこと。
そうしなければ、ビジネス社会に飛び込んだとき、大きな差(ビハインド)になります。

さぁ、私たちの仕事ぶりはどうでしょうか。
私たちのビジネスモデルは、どのポジションも、他社の5倍働く(他社の5倍の成果を出す)ことができなければ成り立ちません。
それぞれの仕事の質をよく見つめ直し、他社からあの会社で働く人はすごいと引く手あまたの会社を目指したいものです。

将来、いろいろな会社から社員を引き抜かれたり、当社で働いたことのあるメンバーがビジネス社会で大きく活躍できる。
そんな「人材育成企業」になれるよう、日々の取り組みを見つめ直し、行動に移してみましょう。

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