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休憩も投資の1つ

3月に入り、入試があることや春期講習の準備で慌ただしく、みなさんのたくさんのご協力の上で事業が成り立っていると改めて感じています。
日頃より、本当にご協力ありがとうございます。

さて、そんな忙しさの中、(もう快方に向かっていますが)風邪を引き鼻水&咳と戦いながら仕事をしている今日この頃です…

こうして体調を崩すときや、どうも気乗りしないとき、非常に後悔することがあります。
それは、無理しすぎたなぁ…ということです。

私たちの日常は、きっと100M走のような短距離ではなく、勝負どころで勝負し、それ以外はうまくペースメークする必要があるマラソンと似ているのではないかと思います。
ちょっとペース配分を間違うと、呼吸が乱れたり、身体に余計な負担をかけたりして、最悪は途中棄権に至ってしまうこともあるスポーツです。

私たちも、日常の中でついつい目の前の楽しさを優先して睡眠不足になったり、過労がたたって体調不良になったり…
ありますよね?
結局、せっかく無理しても、頑張っても、そのあとの体調を元に戻す時間のほうがよっぽど大変で、余計に仕事が溜まっていったり、思い通りいかないものです。
であれば、ペース配分はうまくしたいなぁと思っています。

実は、こんな話もあります。
「生産性で上位10%に入る従業員は、他のどの従業員と比較しても、1時間たりとも多く働いていなかった。
むしろ休憩を多くとっていたのである。生産性が高いグループは、平均で52分働いてから17分の長い休憩をとっていた。」

しっかり休む人は、生産性が高いのです。
ダラダラとメリハリなく過ごすのではなく、常に気を張り続けるのでもなく…
働くときは働く、休むときは休む。
そんなメリハリのある人の方が、仕事ができるということがわかっています。

さらに、アメリカのクリス・カーマイケルという自転車選手は次のように話しています。
「休憩はおそらく時間管理の中でも最も見落とされ、軽視されている側面だろう。
量よりも質を優先するよう、私たちコーチはトレーニングのなかで選手たちを指導すべきだし、選手は選手で、トレーニングの質を高めるために、ハードな練習をしたら次の練習まできちんと休み、体力を回復させなければならない。
したがって、休息はトレーニングをしていない状態ではなく、むしろトレーニングの一部と言える。」

休憩も仕事のうちです。

私たちも会社として、早く退勤できるように意識をするようにお願いしていますが、仕事がプライベートを侵食していくと、結局は仕事の質も落ちるし、プライベートだって楽しくない。だからこそ、もっとこの「休むことも大事!」という感覚を大事にしていきたいと思っています。

それぞれの仕事や生活の中で、無理をしてやっていることがあれば、ぜひこの休憩という概念もうまく取り入れてみていただければと思います。

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