見出し画像

2023年秋アニメ振り返り集

喪中のため新年の挨拶は省略させていただきます。
配信だと年内に全部終わらない(いつもの)
てか普通に追い切れてないだけです。アマプラ万歳。年末年始休み万歳。


進撃の巨人The Final Season完結編(後編)

ああ、終わった……それしか言う言葉がみつからない……本当に……長い長い……一人の男の復讐劇がようやく……終わった……
……スタッフロールの映像で何?不滅のあなたへみたいに現代編が始まるのか?ってなりかけたけど唄と映像の一致、そして表示された「二千年... 若しくは... 二万年後の君へ」という曲名と最後のワンシーンが合致して……そうか……そういう、物語か……争いの歴史は繰り返す。だが何度でも焼け野原に草木は芽吹く。エレンが眠る大樹は全てを見ていた。その大樹に辿り着いた読者/視聴者は……

でこぼこ魔女の親子事情

良かった。出オチ系漫画原作のアニメってマンネリしがちだけどそんなことなく飽きずに観られた。フェニックスさんが一番面白い。大御所声優が全力でふざけているのはやはり楽しい。おしりネタとかウンコクッキーネタとか対象年齢どうなっとるんかのうってネタがあったのは若干気になったが……ジュエルペットサンシャイン思い出して懐かしい気分にはなったけど。比較対象が女児アニメでいいのか。作画で遊んでいたところ含め安心して観れるよいアニメであった。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

雷十太先生とか「炸裂弾だ」とか牙突とかミームで知ってるやつが出てきてよかった。ただテーマ自体は重いね。暴力の時代が終わった後、暴力の世界で生きてきた彼らはどう生きていくべきなのか、志々雄編まで一貫しているこのテーマはこの辺りから定まってきたのかな。で、ここで一旦終了してようやく志々雄が登場か。楽しみに待つ。

Dr.STONE 第3期

マジで面白すぎる。超高速で展開される頭脳戦、でも全然ついていけないなんてことにならない。テンポが良いのにわかりやすい。見せ方が上手すぎる。科学王国はほんとチート軍団なんだけど「誰がどの場面で必要になるのか」が計算されつくされていてそうくるか!そうくるか!の連続になるからすごい。特に今回は一度全滅イベントを挟んでいるから「誰一人欠けても詰む」ということと「誰が何をできるのかの再確認」がなされたので尚更。こんだけのチート軍団を総動員してようやく渡り合える今回の敵ほんと厄介すぎる。常に千空たちの二手三手先を行っていやがる慎重さの塊みたいなイバラおじちゃんあまりにも有能すぎて最悪すぎる。だからこそ緊張感が半端なくて面白いし、最後意外な所からようやく勝ちを拾えた!ついにやった!やってないのか!?ここまでやって逆転されるのか!?いややっぱりやった!まだやられるのか!?ようやくやった!まだ勝てないのこいつ!?いや……ついにやった!感がたまらなかった。なんちゅう強敵だよ……「慎重さ」だけでここまでバトルを盛り上げられたイバラおじちゃん、ジャンプ史に残る悪役だと思う。
そして花火回は涙腺にくる。これアニメオリジナルってマジか。子供へ希望を託したソユーズの父、そして千空の父(前任の声優の藤原啓治さんも含まれているのだろう)、そして積み重ねを未来に託す科学という文化そのモノへの鎮魂の花火。この後の宇宙へ行くという目標と空で輝くという話が一致して素晴らしかった。

アンデッドアンラック

必要以上にグロくないグロテスクと必要以上にエロくないエロを存分に活かして大暴れしていた観てて気持ちのいい作品だった。アンディ、ここ最近観た作品で一番のナイスガイでは?スタッフに元シャフトの人が関わってると聴いて納得。シャフト作品ほどクドくはないけどオサレな演出が差し込まれて観てて楽しい。スポイル編とかゾンビモノでここまでアツい、感動的な話作れるなと感心する。否定がテーマのかなりひねくれた作品と見せかけて本質の題材はド王道な「愛」と「夢」、そしてその題材で全然チープにならないのほんとすごい。そして世界観設定がものすごく練られていた……10話まで実は銀河が存在していない世界だったから夜空に星が無かったり曜日が存在していなかったとかすごい作り込まれている……

アイドルマスター ミリオンライブ!

原作がソシャゲらしくキャラクターが覚えられんほどわんさか出てくる。覚えられないぐらいのキャラたちが次々出てきてひたすらしっちゃかめっちゃかし続ける一周回って懐かしさすらあるソシャゲアニメらしさ全開だし、展開もテンプレというか王道なアイドルアニメの展開が繰り返される懐かしさあるアニメだった。しかしこれはアイマスなのだ。アイマスだから許されるパワフルさを感じる。自分は初代アイマス全然通ってないんだけど初代メンバー達はやっぱり格の違いを感じたというか、伊達に一時代築いてねェなってぐらい歌とか演技の上手さを感じたというか特別感があった。無印アニメ知らないけど色々あったんだな……って重みを感じた。千早って色々重いの背負ってたキャラだったんだな……
関係ないけど地上波放送がニチアサのかつてプリチャン&プリマジやってた時間だったのでニチアサ民やプリティ勢の感想が見えたのはよかった。アイドルアニメに慣れきってるとアタリマエだと思ってた描写がヨソの界隈からすると異常に見えたりするのやっぱあるんだなあって。

SHY

4話で百合要素出てきてようやく楽しめるようになってきた。エンディングが百合ソングだと気付いて名曲だなってなった。でもやっぱりなんか……シリアスとギャグのバランスが悪いな……とは感じ続けてしまった。いや今ギャグ挟むとこじゃないでしょ、をひたすら繰り返されて盛り上がれない……。あと台詞が不自然っていうか「言わされてる」感が抜けてなくて引っかかり続けた。監督が以前ハクメイとミコチでやってたコマが割り込む演出もこの作品には合ってないなぁと感じたし。百合アニメとしてはほんと良かったのでずっと日常回やってて欲しい。

名曲。ベスト百合ソング賞。

ウマ娘 プリティーダービー Season 3

ギャグ描写に関しては相変わらずの上手さだったというか、ドゥラメンテさんとかストイックすぎてド天然というシリアスに振れ過ぎないしギャグで台無しにならない絶妙な塩梅のキャラ付けで面白かったし、スズカさんが2期でスペちゃんがですねbotと化してたのを踏まえてそうねbotになってたの笑うし、6話の前半のサトノのジンクス破りを擦り倒した畳み掛けギャグからの後半、サトノ家の先代たちを見てきて受け継いでしまった呪い、それを破った同じくメジロ家の想いを背負っていたマックイーンからの2期を踏まえた思いの継承はすごくグッときた。
ゴルシにスポットを当てた3話もすごくよかった……よかったんだけどさ、オルフェーヴルの名前が出た事にインパクトを全部持って行かれてしまってさ、なんかモヤモヤしてしまった。例えるとニンテンドーダイレクトでどんな面白そうなゲーム発表されてもスマブラの参戦PVに話題持って行かれてしまうあのモヤモヤ感覚に近い。いやさ、ナカヤマフェスタ推し故に二次創作でステイゴールドファミリー仲間としてよく見かけた本来没キャラだったオルフェーヴルがこうして正式に名前が出た瞬間はマジか!?とはなったんだけどさなんかさーこうして振り返るとせっかくの神回の印象持ってかれてたな……ってなっちゃってさー……まぁそんなことはどうでもいい。オルフェーヴルあのデザインのまま登場するんだろうか。ファンが勝手にあれオルフェーヴルだと思ってただけであの子実はオルフェーヴルじゃなかったらどうしようみたいな疑念がよぎる。
でもナカヤマフェスタ出てこなかったーーーッ!なんでだよ!ゴルシが点棒持ってたり麻雀してたりとかさんざ匂わせあったのに!オルフェーヴルの名前出たのに!背景の看板に名前と雑誌に写真は出たのに!……それこそどうでもいい。推しが出なかっただけで喚くな。
とまぁ、サブキャラクターに関してはこんな感じでよかったんだけど肝心の主人公であるキタちゃん周りが全体的になんかあんま盛り上がりに欠けたというか、全体的に色々描写がふわっふわしてたというか……こうなんというか、先輩たちやトレーナーとの絡みが薄くてキタサンがひたすら独りでから回ってるように見えてしまったし、マックイーン→ダイヤちゃんと違いテイオー→キタちゃんの想いの継承の内容が結局憧れは止まらねえんだ!って話なのでうーん?ってなったり(エンドカードがつくしあきひと先生だったのは偶然か?)こういう内容になっちゃったのは作中でもネイチャの戦績と対比してギャグとしてネタにされてたけどキタちゃんの戦績が快勝のウマ生だったわけでそこでシリアス入れようとして色々悩ませたんだけどどれも強者故の悩み、みたいにしかならなかったというか……もっとやりようはあったよな……ってなってしまった。あ、これまた関係ないんだけどアプリ版でのバクシンオーとキタサンの師弟コンビが好きだったのでその辺の絡みも薄かったのがちと残念ですハイそこはまぁ仕方ない公式でも二次創作でもキタバク推しほとんどみたことない。
というかなんというか、ドゥラメンテを出すとかシュヴァル三姉妹を活躍させるみたいな事がマーケティング的なノルマとしてあったのだろうけどそれが上手くシナリオに組み込めてなかった感は感じてしまった。第一話ではサプライズのインパクトが絶大だったドゥラメンテは結局あんまりライバルとしては絡んでこなかったし、シュヴァル三姉妹も結局印象はモブ止まりだった。なんかこう……サイゲのやりたい事と本来はレヴュースタァライトみたいな話を得意とする樋口先生の作風とシャインポストあたりから演出センスが暴走気味な及川監督の作風と色々な歯車が噛み合ってないな、みたいな感覚は否が応にも感じてしまった……最終的になんか全体的にモヤッとしてしまうような作品になってしまったのが残念だった。2015・16年世代の後の世代のウマ娘居ないし(一応デアリングタクトという1人だけイレギュラー的な子が居るけど)本編シリーズはこの3期で終わりだと思うけどどうなるんだろうか。個人的にはRTTTの路線でステイゴールドファミリーの誰か(ナカヤマフェスタとかオルフェーヴルとか)編とかやって欲しいけれども……と思ってたらまさしくRTTT側のスタッフ制作でジャングルポケットvsアグネスタキオンvsマンハッタンカフェの劇場版来たか……そういえばRTTT最終回でタキカフェ匂わせあったね……そうきたか……ところでポッケ君って史実だと2年目のジャパンカップでステイゴールドと戦ってるはずだけど今度こそステゴのサプライズ参戦は(ない)

カノジョも彼女 Season 2

何ィ!?真面目にラブコメしてただと!?友人の背を押す立場なのに自分も惚れてしまう紫乃、3人目として相手にしてもらえない理香、独占欲と咲が好きな直也が好きであるという事に揺れる渚、二股生活に不満はありつつも今の日常が愛おしい咲、そんな咲と渚を絶対に裏切れない直也、それぞれの思いがぶつかり合って……どうしてこうなる!このメチャクチャ感ほんとに楽しいな……なんか恋愛頭脳戦みたいになってきたぞ。終始アホしかいないけど。終盤もまたシリアス目に戻ったり紫乃絡みの話は終始シリアス気味だったね。咲が紫乃を振った直也に即キレるとことかよかった。最後の最後で咲が紫乃も好きだった事が効いてきたの良かったよね。原作は終わってるけど残りが微妙な量らしいので3期はどうなるんだろう。

ウルトラマンブレーザー

いやぁ面白い、面白い。戦闘がしっかり面白いので面白い。モグージョン回とか特によかった。モグージョン、最悪な生態してるくせに仕草が人間臭いのが面白い。ザンギル回も再生怪獣回と思いきや渋すぎるお話しで大満足。ただファードランアーマーは個人的にはあんまり……な感じ。仕方ないとはいえやっぱ戦闘がワンパターン気味になっちゃうからね……

ミギとダリ

毎回毎回面白さの方向性が違って「そういうのもアリなのか~!」とびっくりする。4話は私が選ぶ2023年度声優さんってやっぱりすごいで賞大賞受賞です。縦軸としてミギとダリの復讐の話や同世代の子供たちからのイジメの話とかシリアスめの話があるんだけど定期的に「!?」となるような映像(監禁が赤ちゃんプレイとか)が出てきてシリアスに振れすぎないようになっていて非常に見やすいし面白かった。そして話がどんどん思いがけない方向にどんどん転がっていくので見入る。ミステリーとしてもちゃんとしているの何……そして復讐に囚われて、お互いを利用までするようになったせいだったり養父母や周囲との日常のほうが大事になったりで仲と目的に亀裂が入ったミギとダリが喧嘩を経て再び家族を取り戻すと決意するくだりは本当によかった。
そして真相編がとんでもねえ……ギャーッ!狂ってるぜ!ここまでのギャグ描写がローブローのように効いてくる構成上手いな……(赤ちゃんプレイがここまでシリアスになるとは……)どうして……どうしてこうなってしまったのか……たったひとつの間違いが1つの家族を狂わせ、そして1人の子供に全ての業を背負わせてしまった……あんまりだ。でも…だからこその最後に辿り着いた"答え"そして掴んだ"未来"は素晴らしかった。あとDr.STONEみたいにメタ的に亡くなった制作関係者への手向けみたいな演出はズルいよね、泣いちゃうよね。
最終的に……こう振り返ると作風は全然違うけど方向性としてはオッドタクシーに近い、ギャグと思っていた一発ネタっぽかった要素が伏線として色々な要素がどんどん雪だるま式にまとまり出して転がって行って最後に大きな花火として打ち上がるみたいな凄い作品だったと思う。間違いなく今期ベストアニメ。(でもファーストインプレッションのほうでサムネに使っちゃったからこっちではサムネに採用せず。ごめんね)

君のことが大大大大大好きな100人の彼女

いや……噂には聴いていたが凄まじい作品だな……比べてどうこうはアレだけどカノ彼の直也はヒロイン達と対等の立場で正直さで殴り合う感じだけどコッチの恋太郎は基本振り回されるけどいざという時には誠実に根回しをする系だったなと。あとパロディ強め。全然ギャグの方向性は違うんですよね。しかしカノ彼がキスするしないで1クールずっと揉めてたのにこっちは息をするようにキスするね!(笑)女の子同士でもキスし始めるし。ハーレムギャグと見せかけて百合要素、あります。しかし10話以降の展開はびっくりしたな……まさかの人物の加入すぎる。

そして11話の特殊エンディング。ギャー!狂ってるぜ!
でもこんなエンディング観せられた翌週の話重いよお!でも未亡人に対してあんな答えを出して許されるのは恋太郎だけだろうとはいえベストアンサーすぎるよ。しかしまぁ、ここまででまだチュートリアル部分でしかないってマジか。こんな切り札みたいな存在出しといてまだヤベー奴が来るのか。

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rhyme Anima +

「ギャグアニメは作中世界の治安が終わっていると面白い」を最大限活かしていてよかった。特に今回は市民を凶暴化させている黒幕がいるという物語上の理由付けもあったので治安悪化させ放題。ひどい。2話とか左馬刻がヤニ切れでおかしくなっていったりそんな彼を見て仲間に彼も黒幕に凶暴化させられたのか?とか勘違いされるのとかほんと面白すぎた。しかし何だ…みんなが新キャラとはだいたい既に顔馴染みだったり過去に因縁ありますみたいな感じでこういうメディアミックスモノだとそういう他媒体で人間関係の構築は描写したからアニメでは省略するわねという手法ってよくあるけど今作の場合アニオリキャラとも普通に原作ファンの知らない因縁が差し込まれてたらしく力技すぎて笑う。そういう所含んでこの作品特有のパワフルさがある。
ラップシーンもパワーアップしているというか……なんか全体的に映像がガンギマってないか?制作陣のセンスが爆発しとる。観ていて最高に楽しい。

最高のリリックビデオ。悪人は死後裁きにあうというテーマに良く合っている…いや何なんだこの映像……。狂う!

リリック自体だとコレが好き。行き過ぎた憧れから反転アンチ化して自分が乱数になろうとした自身のファンに対する、自身も造られた人間である乱数のバックストーリーを踏まえたアンサーが最高すぎるんだよなぁ……

遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!

今期は主におかしくなった世界を正すための戦い。豚レバーでもだったけど松岡禎丞さんの怪演技は面白すぎる。でもそのおかしくなった世界を通じてそれぞれの仲間たちの抱える熱い信念が伝わってくる構成はとても上手い。ユウナ回とか赤ちゃんプレイ描写狂ってるな…と思いきやなんであんな切ないオチになるのだよ。そして文字通りスケールの大きい話になってきたな……銀河とは……宇宙とは……

ひろがるスカイ!プリキュア

数回バッタモンダーさん再登場回があって感じたんだけどさ、現状の敵役であるスキアヘッドが本当に急に出てきてモンスター出してただ帰ってくだけの人でしかないから敵キャラとしての魅力がなさすぎるんですよね。カバトンが敵役やってた時代に「いい話の途中だがモンスターだ」を自らネタにしていたのが懐かしいよ……

範馬刃牙 野人戦争編

元はネトフリとはいえ空港でのアレとか食人描写とか克巳の腕粉砕とか地上波でちゃんと放送できるんだ……さておきこのピクル編って作者の思いつきでねじ込まれたらしいエピソードにしてはピクルという古代から来た常識が一切通じない怪物と対峙した烈海王と愚地克巳が、中国拳法が沖縄に伝わって空手に進化したように闘いを通じて武術を新たな領域に進化させるというかなりドラマティックな内容でシリーズの中でもかなりターニングポイントになるエピソードなんですよね。まぁ……それで肝心の刃牙戦がなんかこう終始ふわっふわした感じで最後曖昧な感じで終わるのはまぁ……って感じになってしまうが……そして来るか……親子喧嘩編が……

リタイア枠

豚のレバーは加熱しろ(2話まで)

突然ダンスダンスレボリューション始まって真顔になっていたら作中人物達は大笑いしていてついていけないとなった。ギャグセンスの相性が悪いのが観てて一番つらいですからね……

ラグナクリムゾン(3話まで)

面白さを見出だせず流し見になっていたが3話ラストで出てきた敵のイカレ方が明後日の方向性していてもしかしてこのアニメ面白いのか……?とはなったが流し見だったせいで設定とかわかんなくなってたのでそこで打ち切り。今期でなければ続けて観てたかもしれない。

ティアムーン帝国物語(3話まで)

ニコニコで観ていたのだが政治を題材にした作品ゆえコメント欄の民度が酷いことになってて観る気が失せてしまった。今期でなければコメント消してでも続けて観てたかもしれない。

アンダーニンジャ(6話まで)

「何、今の……」となる描写が伏線として回収されていく面白い構成をしていた。どうも原作の時系列が滅茶苦茶にされているようだったが意図はわかる、原作通りにやるとアニメーション的に盛り上がらない場面が続いたりとか伏線を分かりやすくするためとかの理由があったのだと思う。
別に切る理由はなかったが溜め込んでしまって後で一気見しようとした時にこれ一気見するほどの作品か……?となってしまった。今期でなければ以下省略

そのほか

非公認戦隊アキバレンジャー

Youtubeの東映チャンネルで配信されてたので視聴。いや配信されてる他の番組もいつも観てるんだけどだいたいみんな一度観たやつだし基本流し見なので感想書かないんだけどアキバレンジャーは初見だし感想書きたくなったので書く。
この作品はタイトルの通り多分当時でも既に過去の存在になっていたはずのいわゆる痛いアキバ系オタクがテーマなのだけれどもそういうのにありがちなうわキッツみたいなのが全然なくてその辺のさじ加減は流石の荒川先生&香村先生というか。会話とかに戦隊ネタ差し込まれるけどクドくせずサラっと流す感じなので解らなくても「そういうのあったんだー」って感じで見れるしセルフパロディ系ギャグこうあるべきみたいな感じ。オタクネタがクドい最近の東映公式ブログ書いてるP達見習ってくれ。
最終回後の総集編まで面白いのすごいな。ゆるい作風の裏でシリアスな縦軸を進めるありがちな作風までネタにしていじるの強いな……

非公認戦隊アキバレンジャー痛

配信で連続で観たせいで1期の振り返りがまた挟まってしまったぞ……と思ったらなんか微妙に食い違ってて面白かった。総集編が微妙に食い違ってるってネタ観たのカブトボーグ以来かもしれん。リアタイで観てたら丁度よく記憶あやふやになってて騙されてたかもしれん(笑)
まぁしかし……サブタイに痛とあるようにちょっと痛くしすぎたというか、無印でいい塩梅だったオタクネタや戦隊ネタがクドくなりすぎて見辛くなってしまった感がある。いわゆる「ニコ動的なねらー語弾幕の演出」とかね……そういうのが無かったから見やすかったんだけどな……戦隊ネタもそういうのあったんだーレベルから知ってないと理解できないネタばっかになっちゃって楽しめる回と楽しめない回でハッキリ別れるようになっちゃった。最後のウルトラマンのパチモンに番組乗っ取られる展開とか流石にちょっとやり過ぎだわ。チャイヨープロダクション問題は東映関係ないでしょうが!


以上。2023年のやり残しこれでおしまいっ!
ウマ娘3期の感想が長い!しかも散文すぎる!許して。
こう感想書いてて思うけどもしかして自分は継承とかそんな感じの話が好きなのか?
それにしてもミギとダリ、本当に良かったな……(余韻)
それと今期はアニメ会社が限界な話みたいなのもよく見かけたね……でこぼこ魔女みたいにお遊びカット挟まってたりするとちゃんと余裕持って作れてるんだなって安心してしまうぐらいちょっとアニメーター業界ヤバい感を感じてしまっているので何とかなって欲しいね……とりあえず常々言ってるが業界で協議して本数絞れ!観る側も追い切れないんじゃい!


この記事が参加している募集

アニメ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?