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病院に呼ばれた日からお通夜まで

ようやく少し落ち着いてきたので、
お通夜の日までのことを簡単に書いておこうと思います。

6月14日(水)

父の容体が悪化したため、病院に呼ばれました。
父の表情が前日までと明らかにかわっており、
最期が近づいてきたことを感じさせられました。

長女、母、妹と3人で、思い出話をしながら父を見守り、
夜は私が病院に泊まり込みました。
父の側で寝るのは、何十年ぶりでしょうか。
次女も21時頃、こちらに帰ってきたと連絡がありました。

6月15日(木)

朝6時半頃、看護師さんに、
「呼吸がかわってきたから家族に来てもらった方がいい」
と言われました。
すぐあちこち連絡し、長女と次女と母が7時半前に到着。
妹も10時頃到着。

昨日はまだ時々意識が戻り、しゃべることもありました。
ですがこの日は全く意識がなく、表情も一段とかわってきています。

父はそれから2時間半ほどがんばってくれて、
12時31分に永眠しました。
家族みんなに見守られての穏やかな最期でした。

私は葬儀社とご院家さんと夫に連絡。

その後、きれいに体を拭いていただき、
持って行っていた洋服に着替えさせてもらいました。

病院を出るとき、お世話になった主治医の先生も見送ってくださって、
本当にありがたく思いました。

葬儀社の控え室で打ち合わせを行った後、
夫にいてもらって、着替えをとりにいったん帰りました。
そして、再び父の側で一晩過ごしました。
今の控え室には、お風呂も何もかもそろっていることにびっくり。

夜、親戚にお葬式や初七日の連絡をしました。

6月16日(金)

9時から打ち合わせをしたあと、11時から納棺でした。
女性二人の納棺師さんがしてくださったのですが、
お二人の息がぴったりとあっていて、
その手際の良さに見とれてしまいました。
お聞きすると、1年くらい?研修を受けるとか。

お二人のおかげで、父はすっかり綺麗になりました。
父の誕生日の時に作った横断幕やコラージュ等も
棺の中に入れていただきました。

午後、妹が来てくれたところで交代し、
着替えをとりにいったん帰宅。

長女がお弁当を用意してくれていたので、
遅いお昼ご飯を食べてばたばた準備し、再び葬儀社へ。

家族葬の部屋の準備ができたと案内があったので、
そちらに移動しました。

おしゃれな部屋に、お花や遺影が飾られています。
思っていた以上に遺影が素敵で妹と驚きました。

そこへ、母を整形外科に連れて行ってくれた長女と次女が合流。
長女が母の送迎等いろいろしてくれるので、本当に助かります。

夕方6時から、家族6人だけでお通夜を行いました。
こちらに来るのに1時間以上かかる親戚もいて
二日間往復するのは大変なので、
翌日の葬儀にだけ、親戚には来てもらうことにしていました。

お通夜のあとは、精進料理のお弁当をいただきました。
途中で、うつ病のためずっと会えなかった妹の夫(Kさん)
が来てくれて感激!
父はもちろんのことですが、母にも会いたかったそうです。

Kさんは母の向かい側に座って、楽しそうに会話しています。
30分ほどいてくれた後、妹と帰っていきました。

この日は長女と次女も泊まってくれたので、
3人で父の思い出話をしながら過ごしました。


お葬式も終わった現在、
思った以上に元気に過ごせていることに
自分でも驚いています。

おそらくこれは、母のおかげでしょう。
母のことは、また書いていきたいと思います。

ご心配くださった方々、本当にありがとうございました。

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