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興行収入約456億円の映画「ラ・ラ・ランド」の考察。そして「ファースト・マン」への期待。

僕はラ・ラ・ランドが心底好きだ。映画、ディミアン・チャゼル監督も大好きだ。彼は超絶エリートで、ハーバード大学の視覚環境学部で映画製作を学び、2007年に卒業している。
昨夜、男6人で学芸大学のたこ焼き屋さんでウイスキーと炭酸水4:6の濃いめのハイボールを飲みながら金曜ロードショーで上映されていたラ・ラ・ランドを久しぶりに見た。

僕と鳥井さんはラ・ラ・ランドが好きなのに対して、他のメンバーはあまり好きじゃないらしい。なんか悔しいので、ラ・ラ・ランドの魅力を数字的な要素を含めながら、伝えさせてもらう。

参考記事:【映画/日本最速レポ】アカデミー賞史上最多14ノミネートのラ・ラ・ランド素晴らしいポイント4つ

ラ・ラ・ランドの興行収入


2016年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ・ミュージカル映画。俳優志望とピアニストの恋愛を描いた映画で、脚本・監督はデミアン・チャゼル、主演はライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが務めた。この映画のタイトルはロサンゼルスと「現実から遊離した精神状態」を意味する。
LALALANDは2016年8月31日に第73回ヴェネツィア国際映画祭のオープニング作品としてワールド・プレミアを迎え、同年12月9日にはアメリカ合衆国で公開された。3,000万ドルの製作予算に対し、世界で4億4,600万ドルの興行収入を得ている。

算盤を弾く(興行収入ー制作予算)と、
48941810000-3292050000=45659760000だ。
数字を数えるのが大変だと思うので、ちゃんと日本語で伝えると
456億5千9百7十6万。
約456億円だと覚えてもらえると良い。

結果からすぐに、理解していただけると思うがビジネスの観点で見ても、大成功の映画であることは間違いない。

俺が考えるラ・ラ・ランドの魅力

魅力はノンフィクションの恋愛を忠実に描ききっていること。
ミュージカル映画であることはもちろん僕たちを楽しませてくれる大きな要因でもある。

がしかし、それ以上にもう恋愛の描き方、描き方、描き方のうまさだ....本当にやばいと思った....
あなたの現実の恋愛を思い出して観て欲しい。

男がリードして上手くいく恋愛なんてあるだろうか?俺はないと思っている。ずっと男が女性を一途に思い続けても、いつの間にか女性は違う男性に心が移ろってしまう。もうこれは、真実でしかない。

男は意外と浮気をすると思われがちだが、それは性的な欲求を満たしているだけで心の欲求を満たしてくれる人は目の前の女性だけだ。しかし、女性は違う。性的な欲求と心の欲求を満たしてくれる対象が同じケースが多いだろう。

そのようなよくある男性像と女性像をここまで上手く表現した映画を僕は知らない。もう本当に圧巻だ。

だから、ラ・ラ・ランドは最高なのである。もちろんこれだけじゃない。良いところはたくさんある。だが、ここが最も良いと俺が感じている部分なのだ。

デミアン・チャゼルの次の作品2/8(金)公開「ファースト・マン」

アカデミー賞®3部門を獲得した『セッション』で恐るべき才能の出現と世界を騒がせ、続くアカデミー賞®6部門に輝いた大ヒット作『ラ・ラ・ランド』で、その評価と人気を決定づけたデイミアン・チャゼル監督。
待望の最新作のテーマが発表された時、メディアと映画ファンに驚きが走ったが、すぐにそれは大いなる興奮と期待へと変わっていった。

『ラ・ラ・ランド』では歌とダンスで観客を陶酔させ、アカデミー賞®にノミネートされたライアン・ゴズリングと再び手を組み、今度はその舞台を宇宙へと広げ、1969年に成し遂げられた月面着陸という人類初の偉業を描くというのだ。

実は、『ラ・ラ・ランド』より先に企画され、リサーチと構想に膨大な歳月が注ぎこまれた、壮大なるエンターテインメントが遂に完成した!

DearMoonのプロジェクトで月へ行くZOZOTOWNの前澤さんとディミアン・チャゼルとライアン・ゴズリングが対談しているのは、必見だ。みんながみんな月の魅力を語っているのを是非とも聞いて欲しい。

続いては、『ファースト・マン』本編映像 ライアン・ゴズリングの繊細な演技が垣間見える記者会見シーンだ。

「月へ行く」人類の希望を映画化。ディミアン・チャゼル監督は本当にニーズに沿った映画づくりが上手だなあと思う。映画をソフトウェアサービスやアプリケーションを作っているかのように作っていることが本当に美しい。しかも、着実に大きく当てる。セッションやラ・ラ・ランドはそうだ。この「ファースト・マン」も早く観にいきたい。楽しみだ。


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