パリに続いての解説です。
実況は鍋島昭茂さん。いつもの様に僕達のロレンツィーの話題から。
実は昨年彼はロンドンに居たんですよね。ベレッティーニのヒッティングパートナーとしてO2にいた事を懐かしく思いながら本番を待ちます。

ルブレフとビセンテコーチのコンビも長いですねという話になり、2016年ウィンブルドンその時からルブレフとビセンテコーチはコンビを組んでいたという話です。

そしてそのウインブルドンで話題をさらったイギリス人のマーカス・ウィリスを覚えていますか?

予選3試合を勝ち上がり本戦1回戦でもべランキスに勝ち、2回戦でフェデラーとセンターコートで対戦したというあの選手は予選1回戦で杉田に勝ち、2回戦は実はルブレフに勝ち(!)予選決勝ではメドベーデフに勝っていた事実。これ凄いですよね。
当時のドローはこれです。

http://2016.wimbledon.com/en_GB/scores/draws/qs/qsdraw.pdf

そして当時のニュースはこちら

ティーム v ルブレフ

さてシングルスです。結果はルブレフの勝利で対戦成績を3−2にして、3連勝です。ティームはルブレフのフォアの強打を警戒し、ボールを低めに集めて攻撃力を落とそうとしていましたが、ルブレフのミスの少なさと、ティームはフォアのミスが多くリズムを掴めませんでした。
ルブレフのミスの少なさには驚きました。こうなると手がつけられません。
勝利してシーズンを終える事は来年に大きくつながると思います。ルブレフの来シーズンにも期待です。
ティームは2019大会と同様の2勝1敗で準決勝を迎えます。相手はズベレフかジョコビッチなのか、楽しみですね。
今日もイブニングセッションを担当します。
ボブブライアングループの準決勝進出のシナリオが複雑でちょっと整理します(笑)

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