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#鹿島サポ八戸経由鳥栖遠征

八戸。筆者にとっては行きたくても中々機会がなく、これまで未到の地となっていました。

ただ、今回ルヴァンカップにおいて我らが鹿島アントラーズがヴァンラーレ八戸とアウェイで対戦することが決定。これはまたとない機会だ!となり、行くことを決めました。

しかし、問題が一つ。4月17日に鹿島はアウェイで八戸と対戦するのですが、その3日後にはリーグ戦でサガン鳥栖とのアウェイゲームが待っています。八戸から中2日で鳥栖なわけです。今年まだ九州に行けていなかった筆者にとっては鳥栖も元々行く予定だったので、水曜日に八戸で試合観た後は、土曜日には鳥栖にいて試合観戦していることになったのです。

そこで考えました。この間隔の短さで一旦東京帰るのめんどくさいな…?じゃあ、そのまま移動すればよくないか…??、と。

というわけで、4泊5日の八戸経由鳥栖遠征のスタートです。


1日目(4月17日)

八戸へ

遠征民の朝は早い、ということで朝6時過ぎの東京駅です。まずは1試合目の舞台、八戸へと向かいます。

東京から八戸へは新幹線で1本。はやぶさ号に乗り込んで、約3時間弱の旅です。

朝から牛タン弁当

ところで今回の遠征、実は仕事の休みをこの1日目の午後しか取っていません。つまり、それ以外の平日は移動しながらあちこちで仕事をする必要があります。リモートワーク万歳。

てなわけで、朝から新幹線の車内で仕事をすることに。そこで活用したのが、JR東日本の新幹線で導入されているTRAIN DESK。平日の各列車に原則1両ずつ導入されており、追加料金なしで仕事や勉強などでの使用を奨励する車両になっています。予約方法は通常にキップを買う方法と変わらず、車内に表示がある以外は特に何も変わりはありません。

座席の前網に置いてあるTRAIN DESKの案内

八戸の街

そうこうしているうちに列車は八戸駅に到着。新幹線の八戸駅は八戸市の外れにあり、ここから中心街へはJR八戸線に乗り換えが必要です。JR八戸線はSuicaの対象エリア外なので、事前にキップを買って乗り込みます。

JR八戸線

JR八戸線に乗り込み、2駅。本八戸駅が中心街への最寄駅で、ここから徒歩10分ほどで中心街に辿り着きます。

八戸の中心街の地図

八戸の中心街でまず向かったのは、午前中仕事するためのコワーキングスペース。今回はestacionというカフェにお世話になりました。

estacionはカフェ、会議室、コワーキングスペースを併設する施設で、今回はコワーキングスペースを利用することに。Web会議などができる半個室のブース席の利用はドロップインの利用だと、2時間で880円。施設は綺麗で、Wi-Fiや電源はもちろん、コーヒーなどのフリードリンクのサービスもありました。

ブースのソファー席
ブースの椅子席
オープン席
フリードリンク

仕事を終えた後は、ランチへ向かうことに。中心街の中からGoogleマップで「海鮮」で適当に検索して良さそうだった、旬菜 一颯にお邪魔しました。

こちらは八戸の中心街から1〜2分歩いたところにある和食屋で、揚げたての天ぷらがオススメのお店。今回はオススメの天ぷら定食をいただきました。海老をメインに、お魚が数種類。野菜も色とりどりで、全て揚げたてでいただくことができました。

天ぷら定食(1,350円)

試合へ

ホテルに荷物を預けた後は、スタジアムへと向かいます。スタジアムへは、中心街と本八戸駅の間くらいにある八戸市庁からシャトルバスで30分ほどで向かいます。

そしてたどり着きました、プライフーズスタジアム…!収容人数は5,200人、ゴール裏とバックスタンドは全て芝生席というコンパクトな専用スタジアムですが、東日本大震災で被害を受けた地域ということもあり、一時避難施設としても使えるように2016年にオープンした比較的新しいスタジアムです。

津波の避難施設にもなるメインスタンドの管理棟
八戸のマスコット、ヴァン太

スタグルは全て場外に設置されており、店舗数もたくさん。あまり並ばずに買えて、かつ価格もお手頃というかなりレベルの高いものでした。

Xで話題になっていた店舗の「市川のかあちゃん」。店員さんの格好からして美味そう。
スタグルのもつ煮(500円)。味はカシマのより薄めだけど、一つ一つの具材がとんでもなく大きかった。

肝心の試合は延長戦の末になんとか勝利…。疲れた…。

ホテルへ

試合後はシャトルバスに乗り込んで中心街に戻り、ホテルにチェックインします。今回泊まったのはドーミーイン本八戸。疲れてご飯屋さんを探す気力も失せてたので、ドーミーイン名物の夜鳴きそばをいただきました…。

夜鳴きそば

2日目(4月18日)

翌朝、まずは朝食バイキングへと向かいます。ドーミーイン本八戸の朝食バイキングは、マグロやイカといった海鮮モノはもちろんのこと、地元の郷土料理であるいがめんちせんべい汁、さらにりんごジュースやりんごゼリーといった青森ならではものも並んでいました。

九州へ

レイトチェックアウトにして仕事をした後は、再び移動開始。九州へと向かいます。本八戸駅へと歩き、そこから八戸駅、新幹線に乗り換えて仙台へと向かいます。新幹線はもちろん行きと同じく、TRAIN DESKの車両を選択しました。

仙台からは在来線に乗り換え。仙台空港アクセス線に乗って仙台空港へと向かいます。仙台駅から仙台空港駅までは電車で一本、約25分ほど。仙台空港駅はもちろん空港ターミナル直結です。

乗ったのは1日1往復しかない快速列車

仙台空港は東京からの直行定期便が設定されていないため、関東民にはあまり馴染みがないかもしれませんが、コンパクトながら仙台駅からのアクセスも良く、最近はインバウンド効果で外国人利用者も増えています。

仙台空港にはベガルタ仙台のブースもある

仙台空港からは1日7本福岡空港行きの便が運航されています。今回はIBEXエアラインズの便に乗ることに。IBEXエアラインズは仙台空港と伊丹空港をハブ空港にする日本の地域航空会社で、基本的なサービスはレガシーキャリアと大体同じものが受けられます。

滑走路を歩いて乗るタイプの小さい飛行機

福岡上陸

仙台空港から乗って2時間強。福岡空港に到着、東北から一気に九州上陸を果たしました。福岡空港に着いた後は、地下鉄に乗り込み博多駅へ。博多駅の駅ビルにはラーメン店舗が並んでいる箇所があり、夕食はそこでいただきました。

博多一幸舎のラーメン

2日目のホテルは駅から徒歩10分ほどのところにある、ホテルWBFグランデ博多に泊まることに。こちらでは通常のシングルルームに+2,500円ほどで露天風呂付きの部屋に泊まることができるのと、最上階の大浴場の横にある無料ドリンク付きのラウンジが魅力です。

部屋付きの露天風呂
最上階のラウンジ
飲み放題の無料ドリンクバー

3日目(4月19日)

翌朝は朝食バイキングへ。こちらの朝食バイキングは洋食ベースでメニュー数はそれほど多くないレベル。看板メニューはサイコロステーキ。そう、朝からステーキです。

ホテルをチェックアウトした後は、小倉へと向かいます。鳥栖で試合やるのになぜ遠ざかる小倉?、と思うかもしれませんが、理由は簡単。週末は福岡市内のホテルも福岡空港からの便もかなり高かったからです…。そのため、帰りは北九州空港からの便にして、そこで便利な小倉に泊まることにしました。

小倉に着いた後はホテルに荷物を預け、1日目と同じように仕事のためにコワーキングスペースへと向かいます。今回向かったのは、小倉駅から徒歩3分足らずで着く秘密基地というところ。

こちらのコワーキングスペースは、1日1,000円で使えるオープンスペースと、別料金で1時間300円から使える個室の会議部屋の組み合わせで利用可能な施設。今回はオープンスペースを1日利用しつつ、会議のある時間だけ個室を借りるやり方でいきました。こちらももちろん、電源やWi-Fiの他に、フリードリンクも利用可能です。

オープンスペース
会議部屋

昼過ぎまで仕事をした後は、ランチタイムへ。ランチは小倉駅の駅ビルに入っているもつ鍋のおおやまへ。こちらは1人用のランチにも対応したメニューがあり、気軽に本場のもつ鍋を楽しむことができます。

ランチを済ませた後は、ホテルへとチェックイン。小倉で泊まるのは西鉄イン小倉大浴場がサウナ・水風呂付きなので選びました。今回はこちらに2泊しました。

夕方過ぎまで仕事した後は、知り合いのJサポ仲間に誘ってもらって飲みに行くことに。締めは2日続けてラーメンです←

黒崎駅近くのらららラーメン

4日目(4月20日)

さて、鳥栖戦当日。小倉駅から鳥栖へと向かいます。小倉からは時間はかかるのですが、電車によっては在来線一本で行けるんですよね。

そして、駅前不動産スタジアムに到着。本当に駅の目の前にある専用スタジアムです。

スタグルの中央軒のかしわうどん(500円)

試合についてはノーコメントで←

試合終了後はまず博多へと向かいます。博多ではお土産調達のために立ち寄りました。今回の目当ては、ふくやの新商品であるイカす!めんたい寿司。イカと明太子に大葉をトッピングした押し寿司で、すぐに食べられる弁当タイプは博多駅と福岡空港でしか買えない逸品です。

博多からは特急ソニックで小倉へと戻ります。使ったのは九州ネットきっぷ無料会員登録したネットから申し込んだら、駅の券売機で切符を受け取る必要(券売機が混んでると詰む)があるのですが、当日でも在来線に160円プラスするだけで特急列車の指定席に乗ることができるのは、大きなメリットと言えるはずです。

地味に乗ってみたかった青いソニック

小倉に戻った後は、夕食にまたラーメンを食べに行き、駅ナカのスーパーで夜食を買い求め、ホテルに戻りました。

小倉駅の駅ビルにあるShin-Shin
九州のスーパー、普通に鶏のたたきが売っているのが強い

5日目(4月21日)

最終日の朝、朝食はホテル近くの資さんうどんに向かうことに。資さんうどんはウエスト牧のうどんと並ぶ福岡3大うどんチェーンの一つで、福岡のあちこちには必ずこのどれかがあり、どのお店も24時間営業のお店が多いという、東京では吉野家、すき家、松屋くらいの感覚のお店なのです。

肉うどん

ホテルをチェックアウトした後は、小倉駅のバスターミナルからバスで北九州空港へと向かいます。バスは30分〜1時間間隔で出ており、高速バスタイプで運賃は710円。直行タイプのバスだと約40分、途中のバス停に止まるタイプだと約60分で向かいます。

北九州空港は羽田への便が圧倒的多数を占めている空港で、その多くがスターフライヤーの便。福岡空港に比べるとかなり小さいですが、施設そのものは綺麗ですし、24時間使えるので早朝便や深夜便も出ています。

ということで、羽田に帰り、帰宅。今回の遠征はこれにて終了です。

今回の4泊5日で移動距離は3,000kmを超えました。いやー、あらゆる移動手段を駆使した感がありますね。でも、もっと行きたい場所も色々あったなー、という感じも。八戸線は終点まで乗ると久慈駅に着き、久慈駅といえば『あまちゃん』でもお馴染みの三陸鉄道の始発駅だったので、今度は久慈まで乗って三陸鉄道乗ってみたいなー、とか。

今週末は大阪行くんですがまあ普通に行くだけなので、次の遠征記は5月の広島になりそうです。よろしければ、是非。

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