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上には上がいる、を怖がらないで良い時代を楽しむ心


先日、こんな話を聞いた。

「写真が好きなんだけど、SNSなどに掲載する勇気がない。プロの写真には敵わない。」

よく分かる。僕もnoteを始める時、ライターでもなければ編集の人間でもなく建築やデザイン領域の人間だし、ろくに文章も書いていなかったからnoteに記事を書くのが恐かった。でもみんなと同じように始めはフォロワーもPV数も少なかったから、勇気を出して始めることができた。

せっかく書くなら本当に考えていることを書こうと思い、ちょっと先の未来のデザインの話や建築の話、そして日々頑張っている育児の記事を書いた。「ちょっと未来のデザインの話」の記事を書いた当初、ピースオブケイク CXO深津さんにスキをもらって「これで良い」と思い、書き続けることができた。

しかし、人に比べてあまり記事を読まない方かもしれないが、書くことを本業にされている方々の記事を目にするようになってから少し圧倒されるようにもなっていた。こんな自分が生意気にもデザインについて語っても良いだろうか。つたない文章で不快にさせていないだろうか。少しずつ書くことが億劫になっていた時期がある。

そんな気持ちになっている時に書いたある記事が僕を変えてくれる。それは「5分でブツ撮りシリーズ」

5分でブツ撮りシリーズは、「すぐに」誰かの役に立てる記事を書きたいと思ったことをきっかけに書いた記事で、でも僕自身、少し未来を想定したことを日々考えていたので「すぐ」というのが難題だった。そこでいつも物撮りの仕事も一緒にしている香川芳樹さんに「簡単に良い物撮りができる方法はない?」と聞いた時に教えてくれたのが無反射ガラスだった。

しかし香川さんからは「無反射ガラスのことはプロのカメラマンならみんな知っていますし、良い記事になりますか?」と言われ、一瞬躊躇したけれど、誰かの役に立つのならと思い書いてみると、2日目には10000PVを超え、色々なところで話題となっていった。ネットの世界を飛び越えて保育園のママ友に、「(記事を書いたのが僕とは知らず)無反射ガラスの記事をnoteで読んで買おうと思う」と言われた時には本当に驚いた。

この時、僕は「プロを恐れず挑戦する意味」を実感した。


どんな分野にでも上には上がいる。でもこれだけSNSによって個人の情報発信が当たり前の世界になったのなら、上を怖がらず挑戦することに意味があるのだと思う。

そして好きなことで生きていくの本当の意味は、誰でも好きなことに挑戦できる、挑戦しても良い、ではないだろうかと考えるようになっている。


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竹鼻良文/TAKEHANAKE

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