今日の増田啓介 【2020年10月3日】

○今日の増田啓介(2020年10月3日)

今日の増田選手のスタッツ
【 出場時間 】19:29
【得    点】 5点
【 アシスト 】 3本
【スティール】  1本
【 ブロック 】 1本



○1Q 残り4:30~0:00まで約4分半の出場



・残り6:22ごろ


 この試合はディフェンスが激しいためか、はたまた選手のシュートタッチが合わないのか、その両方か、とにかくロースコアの試合となりました。

 そんな中、本日の初得点はアルバルク東京(以下東京)の安藤誓哉選手(東京#3)によるものでした。藤井祐眞選手(#0)を抜きさり、フローターシュートで得点が入りました



・残り4:30ごろ

【アルバルク東京 4 - 3 川崎ブレイブサンダース】

 増田選手の出番が訪れましたが、この時点でもロースコアゲームは変わらず、両チームともに得点がなかなか取れない状況での出場となりました。



・残り3:53ごろ


 篠山竜青選手(#7)からパスをもらった増田選手は、左サイドからゴールへアタック。須田侑太郎選手(東京#11)をターンでかわし、ゴール下での得点を決めました。

 得点が互いに止まっている状況の中、途中交代で出場してすぐ点を取れる増田選手のインパクトは大きなものだったのではないでしょうか。



・残り3:12ごろ


 続いて、次のオフェンスでも、増田選手は須田選手に対して、再び左サイドのローポストからアタックしました。結果として、トラベリングの判定だったものの、増田選手の積極性が見られたシーンでした。


・残り1:58ごろ


 左サイドの3Pラインで安藤選手がフリーでボールを持つと、駆け寄ってくる篠山選手を交わして、ゴール下にドライブされてしまいます。しかし、安藤選手のレイアップを増田選手が見事にブロックしました。



○2Q 残り10:00~8:30、2:42~0:00の約4分出場


・残り7:20ごろ


 辻直人選手(#14)、大塚裕土選手(#24)が前からディフェンスであたり、津山尚大選手(東京#24)から須田選手へのパスをアギラール選手(#34)がカット。そのままアギラール選手から辻選手へのアシストで速攻を決めました。


・残り7:07ごろ


 続くディフェンスでも、辻・大塚両選手が激しくマーク。津山選手のパスミスを誘い、辻選手がスティール。速攻での得点にはならなかったものの、ファジーカス選手の得点により連続得点に成功しました。


・残り2:45ごろ


 竹内譲次選手(東京#15)の3Pシュートが外れ、リバウンドを確保したカルファニ選手(#21)が一人で速攻。戻ってきた竹内選手をかわして、レイアップを決めました。



○3Q 残り3:44~0:00まで約4分の出場


・残り1:30ごろ


 増田選手がインサイドでボールをもらうと、マッチアップの小酒部泰暉選手(東京#75)をゴール下へ押し込みます。カーク選手(東京#53)が増田選手に向かってきた所を、すかさずゴール下のヒース選手(#35)へのアシストパスを出して得点を演出しました。


・残り0:50ごろ


 福岡大学付属大濠高校の先輩、津山選手が増田選手のマークにつく中、ヒース選手に津山選手をひっかけ、ズレが出来た所を右サイドからドライブ。ゴール下でカーク選手をかわし、見事なリバースレイアップを決めました。


・残り0:05ごろ


 左サイドにいた篠山選手からパスを受け、増田選手が3Pを放ちました。リングにはじかれたものの、3Qのラストオフェンス、リードはわずか3点という状況でのシュートです。チームから一定の信頼を得ていると言えるのではないでしょうか。



○4Q 残り10:00~3:44まで約6分の出場


・残り9:50ごろ


 ゴール下にダイブしてきたバローン選手(東京#33)を、アギラール選手(#34)とはさみ込む形でダブルチームに向かう増田選手。
 しかし、増田選手がマークしていた小酒部選手がコーナーでフリーになっている事を見逃さず、菊池祥平選手(東京#13)からザックバランスキー選手(東京#10)を経由し、小酒部選手へのパスが通ると3Pシュートを決められてしまいました。


・残り8:00ごろ


 熊谷尚也選手(#27)が右コーナーから3Pシュートを放つも失敗。しかし、熊谷選手自らゴール下へ飛び込みリバウンドを確保すると、トップの位置にいる増田選手へパス。

 増田選手は左コーナーでフリーの篠山選手へパス、そのまま篠山選手は3Pを打つも失敗。しかし、篠山選手も自らリバウンドを獲り、右45度の位置にいた熊谷選手へパスするとともに自らはトップの位置へダッシュ。

 トップの位置でボールを確保した篠山選手が、今度はゴール下へ切り込み、菊池選手からファールを奪い、見事に3点プレイを決めて見せました。


・残り5:20ごろ


 左45度の位置でボールを持つファジーカス選手(#22)から、左コーナーにいた増田選手が手渡しでパスをもらいに行くと、そのまま反転しファジーカス選手とのピックアンドロール。最後は増田選手からファジーカス選手へのアシストパスで得点となりました。


・残り5:05ごろ


 カーク選手のスクリーン・須田選手のドライブによって、須田選手をマークしていた増田選手は守る選手をスイッチ。須田選手がゴール下のカーク選手にパスを出そうとした所、増田選手がカーク選手のオフェンスファールを誘い、得点を防ぎました。


・残り4:05ごろ


 竹内選手が左コーナーからファジーカス選手に対してドライブで勝負。カルファニ選手がダブルチームに向かい、ペイントエリアを守ろうとします。そこで竹内選手は右45度の位置にいるザック選手へパスした所、アギラール選手がパスカットし、そのままレイアップで得点を決めました。



・残り1:36ごろ


 左45度で須田選手がフリーでボールを持つと、カルファニ選手が須田選手の3Pを防ぐべくマークに向かいます。しかし須田選手はそのカルファニ選手に対し、カウンター気味にドライブし、そのまま右45度でフリーだった竹内選手にパスを出し、竹内選手に3Pを決められてしまいました。



○4Q② のこり0:48~0:00まで約1分の出場



・残り47.7秒ごろ

【アルバルク東京 49 - 51 川崎ブレイブサンダース】


 どうしてもこの最終盤は取り上げたく、今日は4Qを2つに分けて紹介します。


 増田選手が残り3分で交代した時点で、今日の出番は終わりか…とたけいは感じました。昨日の敗戦・現在の得点差等を考慮し、リーグ最強チームの1つであるアルバルク東京を相手に2連敗は避けたいだろう川崎は、この最終局面はキャリアの豊富な選手に任せるかと思っていました。


 しかし、増田選手は選ばれました。しかもファジーカス選手と交代する形での出場でした。リーグ序盤という事はあるかもしれませんが、こういった場面を任せるという事は、川崎というチームの増田選手への期待値の高さが伺えるものではないでしょうか。



・残り0:23ごろ


 右45度にいた藤井選手が、左からヒース選手のスクリーンを受けつつも、右から安藤選手を抜きました。そして、左からゴールに向けて走り込んでいるヒース選手へアシストパスを出し、得点を決めました。


【アルバルク東京 49 - 53 川崎ブレイブサンダース】


・残り0:13ごろ


 トップの位置でザック選手がボールを持つと、増田選手がマークするものの、フェイクからの3Pシュートを見事に決められてしまいました。その後はファールゲームになったものの、藤井選手が見事に2本とも成功し、川崎が勝利に終わりました。


○まとめ

 
 最後までどうなるかわからない、緊迫した勝負でした。両チームとも開幕カードにふさわしい素晴らしいゲームだったのではないでしょうか。

 こういったゲームの中で、多くのプレータイムを得られる事は、非常に増田選手にとっても大きいものだったのではないでしょうか。


 増田選手ご本人からすれば、課題も残った試合かもしれません。しかし、1ファンとしては大事な局面を任されている増田選手はとても頼もしく、今後の飛躍を期待させてもらえるものでした。


 シーズンは始まったばかりですが、今後の増田選手の活躍を陰ながら見ていきたいと思います。



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