○今日の増田啓介(2020年10月10日)

【 出場時間 】16:08
【得　　　点】 1点
【スティール】 1本

1Q　残り4:38～0:00まで約4分半の出場

・残り9:00ごろ

　とどろきアリーナでのホーム開幕戦、大阪エヴェッサを迎え撃つ川崎。大事な初戦の初得点は、長谷川技選手(#33)から始まりました。

　藤井祐眞選手(#0)のドライブに合田怜選手(大阪#20)が引き付けられ、長谷川選手がフリーになります。そこを見逃さない藤井選手からのパスを受け、長谷川選手が左コーナーから先制の3Pを成功させました。

　なお、このシュートで長谷川選手はBリーグ通算1,000得点とのこと。おめでとうございます！

・残り7:45ごろ

　ニック・ファジーカス選手(#22)がトップの位置からオフェンスを仕掛けます。１つドリブルをついて前進、ジョシュ・ハレルソン選手(大阪#55)が抜かれないよう距離をとった所にフェイドアウェイ気味の2Pを決めました。

・残り7:10ごろ

　左45度の位置から伊藤達哉選手(大阪#2)がドライブ。ファジーカス、ジョーダン・ヒース(#35)の両選手の間を抜け、そのままレイアップを決めました。

　全速力には見えないのに、するするっと抜けるのは不思議です。効率的というかなんというか・・・。素人には良くわかりませんが、しっかりとタイミングを合わせる事が出来れば、もしかすると速度はいらないのかもしれないですね。

・残り5:55ごろ

　辻直人選手(#14)がドライブと見せかけ、インサイドのヒース選手に浮き気味のパス。アイラ・ブラウン選手(大阪#33)のファールを誘い、ヒース選手の見事な3点プレイとなりました。

・残り5:04ごろ

　辻選手がリバウンドを拾い、1人速攻をしかけます。しかし、大阪の戻りがとても速く4対1の状況だったことから、辻選手はスローダウン。

　味方の体勢が落ち着いてから再度オフェンス・・・と思わせてのノールックパス。インサイドに走り込むファジーカス選手がパスを受け、見事に得点につなげました。おしゃれパスですね。

・残り4:24ごろ

　増田選手の本日初プレイです。篠山竜青選手(#7)がゴール下までドライブすると、右コーナーでフリーの増田選手へキックアウト。増田選手はそのまま3Pを決めたものの、ラインを踏んでいたとのことからノーカウント・・・、残念です。

・残り2:08ごろ

　熊谷尚也選手(#27)が左45度からドライブ。角野・橋本拓哉(大阪#14)の両選手を割って入るドライブで得点をあげました。

・残り1:24ごろ

　篠山選手がペイントエリアまでドライブで進入。しかし、そこにはハレルソン選手が待ち構えていたことから、左コーナーにフリーで待機するパブロ・アギラール選手(#34)にパス。しっかりと3Pシュートを決めてくれました。

・残り0:50ごろ

　エンドラインのハレルソン選手が、角野選手へボールを入れる所を増田選手がスティール。得点にはならなかったものの、厳しいディフェンスを見せてくれました。

2Q　残り10:00から7:03まで約3分の出場

・残り9:40ごろ

　速攻のパスをもらいゴールへ走る増田選手。伊藤選手をかわし、レイアップへ向かうも橋本選手のブロックにより防がれてしまいました。

・残り7:50ごろ

　橋本選手がアイラ選手のスクリーンを受け、マティアス・カルファニ選手(#21)、熊谷選手をかわしてレイアップでの得点を決めました。

・残り7:30ごろ

　青木保憲選手(#4)がトップからドライブ。合田選手を抜き、アイラ選手を交わしてミドルジャンパーでの2Pシュートで得点しました。

・残り6:00ごろ

　ファジーカス選手がトップでボールをもらうと、アイラ選手がチェックに来ます。しかし、ファジーカス選手は冷静にドライブで攻め込み、ペイントエリアでのフローターシュートで得点。

・残り5:23ごろ

　川崎の見事なパスワークからのオフェンスがありました。
　左ローポストのカルファニ選手から右45度の辻選手へ、辻選手からトップの青木選手へ、青木選手は左45度のファジーカス選手へパス。ディフェンスについていたギャレット・スタツ選手(大阪#41)をブロックに飛ばして、ドリブルでインサイドへ進入。そのままペイントエリアでのフローターで得点を決めました。

・残り2:10ごろ

　ファジーカス選手に対して、橋本選手がマーク。ミスマッチをつこうと篠山選手がパスを入れた所に、アンドリュー・ランダル選手(大阪#0)がパスをカット。その勢いのまま、速攻を成功させました。

・残り1:47ごろ

　先ほどの次の川崎のオフェンス。ヒース選手からファジーカス選手へのパスを再びランダル選手がカット。そのまま速攻に向かい、橋本選手へのキックアウト。橋本選手の3Pは惜しくも外れたものの、ランダル選手が今度はオフェンスリバウンド。得点には至らなかったものの、いい形でのオフェンスが見られました。

　2Q終盤の大阪は、とにかくオフェンスリバウンドが良かったです。後半3分間で5本のオフェンスリバウンドを確保。後半に向けていい流れを作れたように感じました。

　対する川崎はとにかくパスが良く回った印象で、世に言う「良いバスケ」が出来ていたのかなと感じました。後はファジーカス選手の得点パターンの多さを感じました。正直川崎の試合を今まで一生懸命見た事はなかったのですが、集中して見るとファジーカス選手のオフェンススキルは圧巻でした。

3Q　残り1:52～0:00まで約2分の出場

・残り9:40ごろ

　カルファニ選手から長谷川選手へのキックアウトパスがカットされ、こぼれてしまった所を長谷川選手がカバー。トップの篠山選手へ戻すと、それを左サイドの辻選手へパス。後半開始早々、見事なパスワークで3Pにつなげました。

　3Q前半は、ゴール下のリバウンドよりも、リングにあたって弾けたボール・誰かが触ってこぼれたボールを川崎が確保出来ていた印象がありました。前半のラストに大阪のリバウンドが目立ったから、後半の出だしから集中力を高めていたのかなと感じました。

・残り6:40ごろ

　ランダル選手に対して、カルファニ選手がディフェンスについた所、ランダル選手が足を滑らせてしまいます。近くにいたアイラ選手へパスを出すも、長谷川選手・篠山選手がアイラ選手に対してダブルチーム。長谷川選手がボールをスティールし、カルファニ選手へのパスが速攻を引き出しました。

・残り4:17ごろ

　合田怜選手がファジーカス選手のボールを弾こうとした所、右肩が脱臼？してしまいました。昨シーズンも脱臼に苦しめられたとのことですが、早期の回復をお祈り申し上げます。どの選手もケガがない事を祈るばかりです。

・残り1:52ごろ

　橋本選手のドライブをゴール下で体を張って止める増田選手。ヒース選手のシュートブロックにつなげました。

４Q 　残り10:00～3:10まで約7分の出場

・残り9:40ごろ

　ヒース選手がトップからドライブ。ハレルソン選手へのファールを誘い、見事な3Pプレイを決めました。

・残り7:50ごろ

　藤井選手のドライブをアイラ選手がブロック。ゴール下で落ちたボールをアギラール選手がしっかりフォローして得点。

・残り5:50ごろ

　アギラール選手のスティールからの速攻の場面。増田選手が後ろから追いかけ、パスをもらうとそのままレイアップへ。得点は出来なかったものの、ファールを誘いました。

・残り1:45ごろ

　ドライブを仕掛けたアギラール選手が篠山選手へキックアウト。右45度の位置でフリーだった篠山選手が冷静に3Pを決めました。

○まとめ

　・合田選手、おだいじになさってください
　・ファジーカス選手のオフェンスはすごい
　・川崎のパスワークはきれい