○2020-21シーズンが開幕

　Bリーグ2020-21シーズン（以下今シーズン）がいよいよ開幕となりました。コロナウイルスの影響により、非常に制限や規制も多い状況かと思いますが、各チーム・リーグ関係者の皆様のお力により無事にシーズンが開始した事、１バスケファンとして本当に感謝してもしきれません。今シーズンがケガなどなく、白熱したものとなる事を願っています。


　会場に足を運ばれるブースターの皆様も、各種ルールを守り「安全で」「楽しい」観戦を行い、以前のように会場をブースターでいっぱいに出来るよう協力していきましょう！

○はじめに

　さて、わたくしたけいは今シーズンある選手に注目したいと考えています。それはタイトルにもある、川崎ブレイブサンダース（以下川崎）の「増田啓介」選手です。増田選手については各所で特集されていますので、ぜひご覧ください。

　さて、今シーズン増田選手に注目していきたいと思う理由が大きく2つあります。

　1つはたけいの推し選手である杉浦佑成選手(島根スサノオマジック)と高校・大学の後輩であり、昨年の全日本インカレの決勝戦での活躍を生で見た事です。やっぱり、生で活躍している所を見ると、引き付けられてしまいますよね（にわか）。

　2つ目が、たけいが春に書いた記事「【完成編】最強のルーキーは誰だ!?　 Bリーグ新人王ダービー【Bリーグ2019-20シーズン】」で増田選手が新人王ランキングで最下位に位置した事です。

　自分で記事を作りながら言うのもなんですが、たけいにはとても信じがたい結果でしたし。今シーズンは可能な限り試合を見て、増田選手の良さを紹介出来ればと考えております。

○今日の増田啓介（2020年10月2日）

今日の増田選手のスタッツ
【 出場時間 】9:01
【得　　　点】 2P
【リバウンド】1本

○1Q　残り4:20～0:00まで約4分の出場

・残り4:20秒ごろ

　敵地立川立飛アリーナでのアルバルク東京(以下東京)とのB1開幕戦、増田選手の出番はベンチからアギラール選手(#34)との交代で訪れました。
　アギラール・ヒース(#35)・ファジーカス(#22)の3選手をスタメン起用した川崎ですが、解説の渡邊拓馬さんによると、「3人ともペイントエリア近くに入っていて、中のスペースが狭くなり、オフェンスが重い状況となっている感じがする」との事でした。その中で藤井祐眞選手(#0)と増田選手の途中出場は「リズムを変えたい、オフェンスを軽くしたい」という狙いだったようです。
　事実、試合を通して増田選手は、オフェンスでは3Pライン・コーナーにポジションをとり、オフェンスのスペース拡大につとめていました。
　

・残り1:00ごろ
　増田選手の得点は、日本代表の田中大貴選手(東京#24)が増田選手のマークに付く中生まれました。大塚裕土選手(#24)に田中選手をひっかけてフリーを作ると、大塚選手をマークしていた須田侑太郎選手(東京#11)がマークに来る中、インサイドでのポストプレーで見事に得点を獲りました。
　くるっくるしながら軽やかに点数を獲る増田選手がかっこよかったですね。

・残り0:13ごろ

　DFで安藤誓哉選手(東京#3)をマークしていた増田選手ですが、ポストプレーをしていた竹内譲次選手(東京#15)、インサイドにいたカーク選手(東京#53)に視線が向く中、安藤選手に裏からカットインされてしまいました。その後のレイアップは外れたものの、失点してもおかしくない場面もありました。
　しかし、インサイドで相手選手がプレーしている時に、インサイドへの注意とマークマンへの注意の両立はどうすればいいのでしょうか。バスケ素人のたけいには少し難しい疑問です。

○2Q　残り10:00～8:10まで約2分の出場

・残り8:47ごろ
　オフェンス時に左コーナーに位置していた増田選手が、ゴール下を通過しトップの位置へと駆け抜け、左45度にいた青木保憲選手(#4)からのパスを受け取った直後、右エルボーの位置にいたザック・バランスキー選手(東京#10)にボールをスティールされ、得点を決められてしまいました。
　後から何度か映像で見直してみた所、ザック選手は増田選手が自身の前を通過するまで、増田選手の方には視線を向けておらず、ボールを保有していた青木選手を見ていたように感じられます。ザック選手の見事なスティールというべきではないでしょうか。

○3Q　残り4:08～1:40まで

・残り2:27ごろ
　カーク選手がフリースローを打つ中、リバウンドのポジションにいなかった増田選手が藤井選手に自分から声をかけに行く様子が見られました。新人である増田選手ではありますが、チーム内でのコミュニケーションがしっかりとれているという事ではないでしょうか。
　報告・連絡・相談は社会人の基本と言われますが、増田選手はきちんと出来ています、さすがですね。たけいも見習わなければなりません。

・残り1:50ごろ
　カイル・バローン選手(東京#33)のスクリーンにつかまり、マークしていた須田選手に左コーナー付近からの2Pシュートを許してしまいました。

・残り1:40ごろ
　須田選手にシュートを決められてしまった直後のプレイです。
　右45度付近から須田選手を振り切ってゴールへ飛び込み、ファジーカス選手からのパスを受けてリングにアタックをしかけました。結果はシュート前ファールでしたが、失点の直後にひるむことなく、戦う姿勢を見せてくれました。たくましいですね。

○4Q　出場なし

○まとめ

　本日の試合はアルバルク東京の勝利という結果でしたが、まずは開幕戦が無事に終えられた事、これが何よりだとたけいは感じております。今後も増田選手に注目しつつ、その活躍をご紹介出来ればと思います。まずは、明日の第2戦での増田選手の活躍を期待します。