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2023年9月4日(月)今日は渋谷で映画

店定休日。
午前中はお店のパソコン周りやらなんやらがとっ散らかっていたので、その整理に勤しんだ。ダンボールで簡易の本棚など作ってみたりして、かなり整理できた。
BGMがわりにU-NEXTでドラマ「アンナチュラル」を2話ほど見直してみた。

夕方、池袋で買い物してから渋谷で映画。
池袋では西武百貨店で開催している絵本作家のポップアップショップ、三省堂書店、P’パルコのseriaなどを回った。
三省堂書店では「ヤングエース」を購入。
年下の友人の大塚明君がマンガ家として商業誌デビューするという事で、その発売日にどうしても欲しいと思った。
そうなんだけど地元コンビニを数軒まわっても置いていないし、唯一あった東長崎南口の本屋さんも数ヶ月前に閉店してしまったしで、まじで雑誌が買えないという事態になった。雑誌買うのにわざわざ池袋に出向かなきゃいけないのは、東長崎とはいえ都会人として衝撃を隠しきれない。
ともあれ無事に購入できてよかった。
作品は男子高校生が夢と恋(性愛?)に揺れ動く様がちゃんと描けていたと思った。
実はこの作品を大塚くんが描く前に、DTMやっている人を取材したいのだが誰か協力してくれる人いませんか?と相談され、僕の知り合いのミュージシャンを紹介した。
それがこの作品につながっている訳で感慨深いの極みのような状況だ。

池袋から渋谷に移動。
渋谷はすごい人出だった。池袋の差じゃないね。
ミヤシタパークを横目にシアターイメージフォーラムに向かった。
見た映画はクリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャ監督作品「オオカミの家」
事前に情報収集を一切しないで見た。
ストップモーションアニメの凄さと不気味さに溢れた作品で、「アリス」や「オテサーネク」などで有名なヤンシュバンクマイエルを彷彿とさせた。
そして内容はカルト集団のプロパガンダの体裁をとった映画だった。
この辺りは最初に言った通り事前情報無しの初見で僕が読み取ったもので、パンフレットを終わった後で見直したら「フェイクプロパガンダ」という言葉があってちゃんと映画を読めてたことが嬉しかった。
そんなわけで非常に疲れる映画であったことは記録しておきたい。
そして同時に心に突き刺さる映画でもあった。
これをきっかけに、モデルとなったカルト集団「コロニアルディグニダ」にも関心が生まれた。参照できる映画や文献にあたりたい。

ところで上映前に東浩紀の新刊「訂正可能性の哲学」を読んでいたら、左斜め前の観客も読書をしていて持っている本が自分が読んでいる本に似た緑色のカバーが見えた。もしや?と思った時に本の中が見えた。そこには「ローティ」という人名が見えてほぼ確信となった。読んでいる位置も僕とあまり変わらないあたりだったので確認はしやすかった。同じ映画館の、すぐそばの前後で、発売されたばかりの哲学書を同じタイミングで読んでいるってすごくない?

そんなことも含めて非常に刺激的な午後になった

ネット界では野球の話題が続いている。
色々書きたいが、まあ、某首位監督の一言で色々NPBが動きすぎている気がする。
それは言い方をあえて露悪的にするが、クレーマー民主主義そのもののように思う。
ルールというものが存在する以上、現場の審判の判断が正しいとするべきだし、変えるならシーズンオフなどにしないと、「監督の抗議のおかげで改革された」ということになってしまう。
ルールを変えるってそういうことじゃないはず。
抗議は認められたとして、その抗議については一旦キャンセルして冷静な議論をする必要があったと僕は考える。
だけどこれが当該チームのファンには、いや結構多くの野球ファンには理解してもらえないのよね。

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