このオンライン学習会は学習科学の理論に基づき、授業実践を行い、子どもの学びの姿から分析を重ねていく理論と実践の往還を大切にしています。
今回は、7月に授業実践を行う先生の事前相談会でした。
校内研を対象、他者、自己との対話、そして、深い学びを軸に取り組んでいるということで、この部分での悩みについて参加者と語り合いました。
指導案を見せてもらうと、教科の本質の部分やその単元で身につけなければならない力等については明記されているのですが、対話、深い学び等についての具合的な姿やこの視点での身につけたい力については明記されていませんでした。
学習科学は、人が生まれながらもっている他者と協力して学ぶ力をどう引き起こすかが大きな視点となります。
そのための建設的相互作用をどう同時多発的に引き起こし、持続されられるの手立てを検討する必要なあります。
今回の授業者の学校は教科が絞られていないということで、なおのこと、学び方や対話の様子といった子どもたちの様子から考えていく必要があると思います。
7月に授業を展開していくわけですが、どのような子どもたちの学びの姿が見られるかとても楽しみです。
本日、紹介したスライドも添付します。
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