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1489 NF 日経高配当 50 ETF を売って J-REIT を買った話

 先週、1489 NF 日経高配当 50 ETF を 1,260 株全て売り切りました。それに伴い、J-REIT を購入しましたので、備忘録として記録につけることにしました。


1489 NF 日経高配当 50 ETF とは?

 元々、日経平均株価構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い 50 銘柄で構成される「日経平均高配当株 50 指数」という株価指数があり、1489 NF 日経高配当 50 ETF はそれに連動する ETF ということになります。同銘柄は比較的配当利回りの高い ETF でして、ある程度分散も効いています。高配当株選びに困る時などは、とりあえずこれを買っておくという選択肢もあります。

1489 NF 日経高配当 50 ETF を買った経緯

 この銘柄を買い始めたのは 2019 年ぐらいだったような気がします。その当時、配当利回りが 4.0% を超えていて興味本位で少しだけ買っていました。たまに株価が調整して含み損になった時に少しずつ買い増ししていました。
 大きく保有数を増やしたのはコロナショックの時です。その時は大混乱でしたので、どの銘柄を買って良いのかよく分かりませんでした。とはいえ、ショック中は割安であることが頭では分かっていたので、とりあえず 1489 を買い下がっていました。ショックはウイルスが原因なので、いつかはショックが収まると予想していましたし、万が一、株価が戻らなかったとしても長期的に分配金を貰っていけばどうにかなると思っていました。

高配当株ブーム到来

 記憶に新しいのが昨年からの「高配当株ブーム」です。東京証券取引所が PBR 1 割れの企業に対して、改善を要請したことも伴い、1489 の株価がぐんぐんと上がっていきました。気がついてみると、配当利回りが 3.12% まで低下していました。

そして来る、J-REIT の不調

 高配当株は順調にその株価を伸ばした一方、昨年から J-REIT が不調で、平均配当利回りが 4.71% となっています。J-REIT も好調の時は利回りが 3% 台まで低下することはよくあるので、それに比べても割安といえます。とはいえ、新規に J-REIT を買い増しする資金が手元にない状態で、その資金を捻出するために 1489 を売却することにしました。

1489 の売却と J-REIT の購入

 合計 1,260 株持っていた 1489 は数回に分けて売却をしました。最終的に得られた利益は 125 万円程度で、売却で得られた資金を J-REIT に投資しました。今回の下落では、AA 格などの高格付けの銘柄が売られている印象があります。高格付けの銘柄が売られる場合は、ETF か、投信などが売られているのではないでしょうか?詳細は分かりませんが、地銀が売っているという噂もあります。まぁ、誰が売っていようが、割安であれば買いに向かいますので、今回は AA 格の銘柄を中心に買いに向かいました。
 今回は初めて 8951 ビルファンド、8952 ジャパンリアルなどの優良銘柄を購入しました。8955 プライムリアルティも初めて購入しています。また、以前、コロナ時で物流リートが高かった際に 3281 GLP 投資法人を売ってしまったのですが、今回久しぶりにポートフォリオに入れることができました。

終わりに

 今回は 1489 を売り切って AA 格の J-REIT を買った話でした。まだ、J-REIT は低迷しており、今後どうなるかは分かりませんので、今回の話にオチはありません。しばらく J-REIT が低迷を続け、資金に余裕がある時は、まだまだ買い増ししていきたいと考えています。


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