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わが家に3Dプリンターが届いた

我が家に3Dプリンターが届きました。
コロナ禍での仕事のリモートワークと外出自粛から家の中でなにか出来ることを増やそうと、前々から3Dプリンター購入を検討していました。

日頃からちょっとしたところで、「ここもうちょっとこうなってたら、うちの家具にピッタリなのに」や「こうゆう物があれば便利だな~」と考えていた物を自宅で具現化できる3Dプリンターは良い趣味になると考え、購入に至りました。


今回購入した3Dプリンターは、FLASHFORGE Guider2です。

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このGuider2、実は販売開始されてから4年も経っている3Dプリンターです。

どうして4年前に販売された3Dプリンターを今回選定したのか
それが今回の記事の内容です。

今後、3Dプリンターを購入する方の参考になればと思います。


Guider2 製品スペック

まずは、Guider2の製品スペックを一覧で見ていきましょう。
私が重要視したスペックには★マークを付けました。

メーカー: FLASHFORGE
モデル名:GuiderII(ガイダーツー)
ヘッド数 :1
★プリントタイプ :FDM(熱溶解積層法)
プリント方式 :シングルヘッドプリンティング
本体サイズ :W550mm×D490mm×H570(755)mm
本体重量 :30KG
本体素材 :金属フレーム
ホットエンド :240度まで
プラットフォーム :加熱式
フィラメント 径:1.75mm
★対応フィラメント :ABS,PLA,PETG,TPUなど
★プリント最大サイズ :X280×Y250×Z300mm
冷却装置 :ターボファン付き
対応データー形式 :3MF,STL,OBJ,FPP,BMP,PNG,JPG,JPEGなど
★造形精度 :0.05mm~0.4mm
ヘッド径 :0.4mm
プリント速度 :30-200mm/s
★本体操作方式 :USBケーブル、USBメモリ、WIFI接続

公式HPより参照

販売されてから4年も経っているのに、現状販売されている最新3Dプリンター達と戦えるスペックを持っています。

公式HPには記載はありませんが、製品写真からは箱型になっていて造形エリアが密閉されている(完全には密閉されていません)のも、メリットがあります。
そのメリットは後程解説します。


選んだ理由

前述の製品スペックを一覧で★を付けたスペックを重要視した理由を解説していきます。

プリントタイプ :FDM(熱溶解積層法)

ポイント:
材料であるフィラメントが手軽で安価に手に入るメリットが大きい。
光造形方式も検討したが、材料が高価で、後処理が面倒、子供がいる環境での材料の扱いが難しいなどの理由から却下
対応フィラメント :ABS,PLA,PETG,TPUなど

ポイント:
一般的なABS、PLA樹脂はもちろんだが、TPU樹脂が使用できるのがもっとも大きい。
TPU樹脂を構造上使用できない3Dプリンターが多いなか、Guider2はTPUも難なく使用可能。
子供のおもちゃや設計の幅を広げる為に、柔軟性を持つ材料は使いたかった。
プリント最大サイズ :X280×Y250×Z300mm

ポイント:
造形サイズが150mm〜200mmが多いなか、300mm近い寸法を造形できるのは大きなメリット
ただし、その分本体自体がデカいので作業机を大分占拠されてしまった。置き場所に注意

造形精度 :0.05mm~0.4mm

ポイント:
造形エリアがデカい3Dプリンターは積層ピッチが大きい傾向があるなか、積層ピッチが最小0.05mmはとてつもない
本体操作方式 :USBケーブル、USBメモリ、WIFI接続

ポイント:
有線接続での接続やmicroSDやメモリーカードでの外部ストレージを使っての造形はよくあるが、WiFiでの無線接続がPCの場所を問われないので便利
ただし、何故か5G帯しか接続できないので注意
箱型筐体

ポイント:
造形エリアが壁で覆われているため、造形中の内部温度管理がしやすい
ABSは熱収縮率が大きいので、温度変化でソリが発生しやすい
内部空間全体の温度差が小さいとソリを抑制できるので、箱型筐体が有利に働く

以上の理由から、Guider2を選定しました。
今回は選定方法として、各社から販売されている3DプリンターをExcelにまとめ、スペックの比較をしました。

現状、マイナーメジャー合わせると膨大な数の3Dプリンターが販売されているので、全部は調べきれません
そこで、比較的メジャーで個人向けに展開をしている3Dプリンターメーカーを中心にまとめています。


実際の使用感

Guider2が家に届いて、まだ1度のテストプリントを終えた段階ですが、現状での使用感は大満足です。

積層ピッチは想像以上に細かく、目視では殆ど積層痕が見えないくらいです。
自宅でここまでの造形ができる事に感動しました。
また、元々付いていた造形ベッドのフィルムは樹脂の食い付きがよく、別途ノリやスプレー等が要らないのではないでしょうか。
そこら辺はまた数度の造形から確認していこうと思います。

逆に残念だと感じた部分は2点です。

・フィラメントホルダーが本体背面にしか取り付かない

材料であるフィラメントが本体背面にしか取り付けられません。
3Dプリンター本体が巨大であるため、フィラメントの交換作業は大分やりづらさを感じました
側面や上部に固定できるように、フィラメント経路を作成しようと考えています。

・音が大分うるさい

造形中のモーター音が大分うるさいです。
イメージは実家の古い洗濯機の横でPC作業をしている様な感じです。
同じ室内で寝ることはできないと思います。

以上が1度テストプリントをした使用感です。
残念な部分も見えましたが、それ以上に3Dプリンターで何を作ろうかワクワクが止まりません。


さいごに

以上が今回3Dプリンター関連の初記事となります。
今後も造形品や3Dプリンター自体への記事を投稿しようと考えていますので、良かったフォローと記事へのコメントも残してもらえると励みになります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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