スズキゲンタ

東大4年

スズキゲンタ

東大4年

マガジン

  • 高校生が語る津和野高校の生活

    • 5本
  • シェアハウス仮

    • 2本

最近の記事

個人的NHKドキュメンタリTOP10

ということで最近NHKオンデマンドで見た番組のうち、好きな番組TOP10を選んでまとめます。コメントとかは長くなってしまうので特に入れないです。おすすめあれば教えてください。 ドキュメント20min. ドキュメント72時間 プロフェッショナル 仕事の流儀 NHKスペシャル おまけ・100カメ(10個に選びきれなかっただけ)

    • 都市工学科の演習を振り返って

      東大の都市工学科都市計画コース学士課程にて中心的な科目である演習を一通り終えた。 演習では2年秋学期から4年春学期までの4セメスターにかけて、大きく5つの設計・計画策定の課題に取り組んだ。文京区根津の小公園と集合住宅を設計する演習課題では建築・地区スケールから、横須賀市の都市計画マスタープランと中心市街地活性化基本計画を策定する演習では地区・自治体・都市圏スケールから都市を分析・提案した。個人課題もあればグループ課題もあり、週6コマ(105分×6)(2年時は4コマ)の演習時間

      • 2021年度を振り返って

        2020年度までの自分は「可能性」を頼りにもがいていたのに対して、今年度は「限界」を探りに学問や地域に向き合う1年だった。それは自分が内面化し続けていた社会的規範を自分自身から切り離す作業でもあった。そして残った無力で無味乾燥な自分と、それまでの自分を生かしてきた社会に対してバランスよく憎み、失望しながら、やっと成人したと思えた。2浪してしまった。

        • 地方創生の傘の下で生きる僕たち(Z世代)は。

          ここ数年で大学生が地方に出向いて地域住民と交流したり、プロジェクトを起こしたり、生活したりする動きが活発になってきている。僕もその流れの中にいる。 こうした大学生の地域活動は、地方創生や地方活性化・関係人口といったキーワードと結び付く。そしてそれらが地域にもたらす可能性を考察されたり、僕ら自身でも考えを巡らせたりする。 でも結局「ばか者」としての価値が一番高いよねという話に収まる。大学生が地域について(的外れながらも)一生懸命考える姿が地域住民を刺激して、主体形成につなが

        個人的NHKドキュメンタリTOP10

        マガジン

        • 高校生が語る津和野高校の生活
          5本
        • シェアハウス仮
          2本

        記事

          2021年7,8月に読んだ本

          備忘録。 - 20代で得た知見 あまり好きではありませんでしたが、20代をどう総括するのか考えながら生活するのは良いかもなと思いました。 - intimacy 写真集。 作り込み方とか勉強になりました。 - .doto https://dotdoto.thebase.in/ 道東のアンオフィシャルガイドブック。 道東は平野や湿地、海で一帯がゆるやかにつながっていて、距離感のとれた関係性が魅力的でしたね。 自然のスケールの大きさに押しつぶされてしまう人がいないかちょ

          2021年7,8月に読んだ本

          2021年5,6月に読んだ本

          5,6月は全然読んでないですね… この時期は学科の地区設計演習に取り組んでいました。 ・集落の教え100 原広司 ・海をあげる 上間陽子 ・まちづくりの仕事ガイドブック

          2021年5,6月に読んだ本

          2021年3,4月に読んだ本とか

          記録。 建築・都市系・コンパクトシティのアーバニズム: コンパクトなまちづくり、富山の経験 ・建築への思索 世界の多様さに耳を澄ます 藤本壮介 ・人間の街 ヤン ゲール それ以外・娼年 石田衣良 ・青のフラッグ ・ブルーピリオド かなりテンションが上がった。藝大行きたくなった。(院進…) ・COMMERCIAL PHOTO 2021年 5月号 五月病にならないように(ガチで)がんばります。

          2021年3,4月に読んだ本とか

          2021年1,2月に読んだ本

          今年こそはちゃんと本を読もうと思っていましたがろくに読めずに過ぎてしまいました。 ちゃんと記録しておこうと思いながらすでに何冊か読んだ本を忘れてしまいました。覚えている範囲でまとめます。 おもめの本・入門被差別部落の歴史 ゆるめの本・小商いのはじめかた 身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本 伊藤洋志 ・ポストコロナ期を生きるきみたちへ ・僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 ・家具のデザイン 最近家具に興味が出てきました。 ・断片的なものの

          2021年1,2月に読んだ本

          日常

          秋学期も大学がすべてオンライン授業となったので島根で暮らしています。 みんなに来てほしいので平日の生活を適当に書きます。 8:30 起床起床と同時にzoomを開きます。1限です。 聞きながら支度をします。 10:30 家を出発2限はお散歩受講です。スーパーに肉を買いに行きます。 初めはイヤホンで聞きながら歩いていましたが周囲もうるさくないし人も少ないのでスピーカーで聞いています。 普段のお散歩ルートです。 林学の講義でした。面白かったです。 帰りに地域の知り合いに

          卒業後まちを出た大学生がまちとかかわるためにおこなったこと、とこれからのかかわりかた。

          2月10-16日のあいだ、島根県津和野に滞在しました。津和野町は中山間地域で人口7300人、僕が高校3年間を過ごしたまちです。 11-15日には大学生7名と行動を共にし、ちょっとしたプログラムや、高校での授業をおこないました。 周囲の友達を誘ってはじめたこの取り組みは、もしかしたらこれからのまちのかかわり方のヒントになるかもしれないなと感じたので、今回はちょっと腰を据えて書き残します。 取り組みの概要今回おこなった活動は大きく3つ。 1, 津和野のマド企画(メイン活動)

          卒業後まちを出た大学生がまちとかかわるためにおこなったこと、とこれからのかかわりかた。

          シェアハウスぐらし

          シェアハウスを始めてから2か月が経ちました。 毎日いろいろありますが楽しくやっています。 年末に書こうと思っていたのにずるずると延びてしまいましたが、振り返りも兼ねてnoteにまとめようと思います。 始めたとき(2019.10)に書いたnoteはこれ。 シェアハウスに求めていたものは自分(たち)の裁量で空間に手を加えられる環境で、住まいを試しながら能動的なものにしていきたいと思っていました。 やったこと・ご飯会 結構やりました。 毎回3-8人くらいかな。最近は寒いの

          シェアハウスぐらし

          シェアハウス、始めます。

          秋学期が始まりました。 夏休みはいろんなところに出かけて、バタバタと非日常を過ごしていました。 瀬戸内をめぐっているときに気が付いたのですが、僕は非日常よりも日常のほうが関心があるらしくて。(この辺りは改めて詳しくnoteに書きます(宣言)) 正確には、日常を喚起させる非日常も好きだし、非日常な体験を日常に取り込むことも好きです。 そんなことを言ってしまえばハレだってケのためなのだから区別なんてできないじゃないかと思わなくもないですが、ともかく自分の暮らしを考えることが

          シェアハウス、始めます。

          「たぐい vol.1」を読んで

          「たぐい vol.1」を読んだ。 読んだまま忘れてしまうのも勿体ないので感想を書くことにした。 マルチスピーシーズ人類学の試み本書は「マルチスピーシーズ人類学」の研究にかかわる方々による思想誌である。 従来の人類学は人間を扱う学問であり、周囲の環境は人間が関係する「対象」として捉えられてきた。 それに対して、「マルチスピーシーズ人類学」は人間のみならず、複雑な世界を動的に、かつ複数種との関係の在り方を相互的なままとらえるようとする学問である。世界を有機的なままとらえる方

          「たぐい vol.1」を読んで