不妊治療「男性の採取部屋」をレポート

こんにちは。

タケオと申します。

普段はブログで不妊治療について旦那目線でいろいろ語っております。

http://takeoekat.livedoor.blog/

今回はそんなブログの中でも語る事のできない

「男性の採取」についてまじめにレポートしたいと思います。


様々なクリニックがあるとは思いますが私の経験談としてお話します。

まず、夫婦でクリニックに到着すると、そのクリニックの入った雑居ビルの別室へ案内されました。

そこは他の診察室や治療室から隔離された部屋で、畳3枚分くらいの狭い空間でした。窓もない、まるで納戸のような空間。

その部屋においてあるのは

2シーターのソファ

20年前くらいに売られていたような分厚いテレビボード

そして希少価値が高そうなブラウン管のテレビ

ゴミ箱

テレビボードの上にはウェットティッシュとヘッドフォン

さて・・・気になるのはテレビボードの中身

ガラス戸を開くとその中身は・・・

雑誌が10冊 と DVDが10枚ほど

30歳を過ぎた僕が目の当たりにしたのは、自分が思春期に見ていた「作品」よりも5年は前の作品に見えます。つまりそこにあるのは20年も前の「作品」だったのです。

即決でした。

「これはムリ!!」

ちょうど20年近い歴史のあるクリニックだったので、いままで更新されて来なかったのでしょう・・・。

さて、年間何百人という男性がこの部屋に籠もり、「自分磨き」をしてきたわけです。

イメージできるでしょうか。歴戦を切り抜けた雑誌・DVDの姿。

絶望して立ち尽くした(まだたってはいませんが)僕は、自分のポケットからスマートフォンを取り出しお気に入りの動画を再生するに至るのでした・・・。



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