vol.122 Q.論理と直感、どう使い分けたらいい?(自己内対話52)

A. 人が考えたり意思決定や決断するとき、大きく分ければ論理的な思考を主に使うか、直感を主に使うかに分かれます。また最近では、それら両方をバランスよく意識的に使っている人が増えてきているのではないでしょうか。

論理的に判断する場合が機能するのは、過去の経験例や知識を積み重ねたり組み合わせるのが有効なシーンであるし、前例のない、突然の対処については直感を使うと有効です。

大きな決断を迫られたときは、直感+論理+最後には直感というように、両者を組み合わせるというのも戦略になることでしょう。

さて、世の中の出来事を理解するのに、すべてを論理で説明することはできません。人間の科学力は宇宙全体の文明に比較すればまだまだ未発達で、いまの科学や論理の力で理解できることには限界があるという謙虚さが必要です。一方で、人智の理解を超えた現象について、すべてをスピリチュアルな直感だけで理解できるとするのも行き過ぎです。

論理と直感(スピリチュアル)の両方を扱える脳や心を持っている意味は、手と足を両方もっているのと同様、使うために備わっています。どんなシーンでどちらに比重を置くか、どんな割合で組み合わせて使うかは、あなたの工夫次第です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?