vol.129 Q.何が良い健康法かわからなくなったとき・・・(自己内対話59)

A. 「健康には、〇〇が良いです」という情報とか広告がそこかしこにありますね。これらの情報には、科学的にも真っ向から対立する主張があります。「〇〇を摂取するのが健康によいのは、これこれという科学的な裏付けがあります」という論と、「〇〇を摂取すると健康に悪いのでやめましょう。それは科学的にこういう理由からです」という論が両方みられるし、双方に説得力があるというケースです。

こうした場合は、どちらを信用したらよいのでしょう。アドバイザーを変えても違うことを主張してくる場合がありますよね。また、論理的な裏付けがしっかりと双方にあれば、論理的に判断するのも難しくなります。

そうしたときは、自分の体に訊いてみるというのをお勧めします。民族とか個人体質によっても差があるわけなので、最終的には自分の体に尋ねてみると、どんな反応を示すのかでわかります。

また中庸という考え方も大事です。スポーツは健康にいいとされていますが、もちろんやりすぎれば逆にどこかが故障したりするわけです。栄養摂取についても少なすぎても多すぎてもいけない。その中庸な量というのは、冷静さの中で自分で判断できることかと思います。

そしてその方法を試した時のフィードバックも体に訊いて確かめてみましょう。脳と論理で判断するというより、体の全器官・全細胞からの声に耳を傾けましょう。


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