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スティル・クルージン/ビーチ・ボーイズ (‘89)

Still Cruisin’ / The Beach Boys (‘89)
ズバリこのアルバムは、ジャケ買いの一枚である。ジャケットのエンブレムがC3コルベットのエンブレムにそっくりなので、思わず購入した。厳密には白黒のチェッカーフラッグは同じだが、左側の赤い旗のデザインが著作権の関係であろう、微妙なデザインに置き換えられている。

購入してから気づいたのだが、大ヒットした「ココモ」が収録されている。12月になってビーチ・ボーイズだと季節感がないのかもしれないが、言うまでもなく良質のアメリカンポップスとして聴くのに季節は関係ない。

キャピトル US盤
レーベル

‘60年代に「サーフィン」や「ホットロッド」といったブームの中心的な役割を務めてきたが、20年以上経っても「スティル・クルージン」でコルベットのエンブレムのジャケットは、アメリカ車のファンにとっては涙モノである。

シボレーのエンブレム

画像のエンブレムは、シボレーの乗用車フェンダーに取り付けられていたモノである。左の赤い旗の部分が「百合の紋章」と「ボウタイ(シボレーのマーク)」になっている。中央部分がトリコロールなので、おそらく’60年代後半のインパラかカプリスのモノだと推測する。

アルバムの説明ではなく、エンブレムの説明になってしまったが、アメリカ文化において、クルマは重要な位置を占めるアイコンである。

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