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❖便利は鋭利でケガもする❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2021年10月5日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

便利は鋭利な道具。便利さの恩恵を前提に組み立ててきたシステム、取り組んできたルーティンがいつしか当たり前、不可欠になり、それに頼らない形を忘れていってしまう。便利は鋭利なハサミのように、見事に対象を切り分ける。そうして様々な課題をクリアさせてくれる。しかし鋭利さは、対象だけに向かうわけではない。夜中から生じているFacebookやInstagramの不具合が象徴している。便利な道具の不具合は、鋭利なダメージをこちらに与えてしまう。当たり前に頼っていただけに、代替のアイデアを考える余裕もない。不具合によって、えぐられた予定。ダメージは深刻。これまで頼ってこなかった人にとっては無風で無傷の出来事。便利さに依存することの危険性か。便利が私たちの生活の至る所に血管を張り巡らせてきているから、何か不具合が起きたとき、隅々までダメージが運ばれていく。便利の始まりは道具で手段だったのに、いつの間にか便利が主役で目的になってしまったみたいに感じる。私たちは既に便利の奴隷なのではないだろうか。

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