（過去の旅についての振り返りです）
★タイにいたときの方が間違いなく飲んでいたもの（2022年9月30日）

【記事累積：2033本目、連続投稿：966日目】
＜探究対象…タイ、バンコク、給食＞

今日の「ナゼ・ナゾ」は、タイ・バンコクの写真です。この写真を撮影したのは、タイのバンコクにある私立在外教育施設の教員として勤めていたときでした。さて、どんなところが「ナゼ（疑問を持った）・ナゾ（気になった）・アンテナ」に反応したのでしょうか。

今日の写真に映っているのは「給食のメニュー」です。このとき勤めていた学校は、給食を提供してくれていて、教職員も食べることができていました。

私がここに注目した理由は何であるのか推察してみると、この学校の給食は「日本食メニュー」と「タイ料理を中心とした外国メニュー」とを1日おきに提供してくれていて、週の半分くらいは、タイに住んでいながら日本食を食べることができていたからだと思います。これまで住んだことがあるシンガポールでも、ラオスでも、私はローカルでリーゾナブルな料理を食べることが多く、日本食はめったに食べないタイプでした。日本食は海外において非常に人気で、飲食店で日本食を注文するとなかなかの出費でしたし、そもそも海外に住んでいてそれほど日本食が恋しくなるわけではなかったので、日本食からは遠ざかることが多かったのです。

しかしこの学校に勤めたときは、昼に日本食を食べられたので、みそ汁を飲む機会がけっこうありました。そしてよくよく考えてみると、シンガポールやラオスに住んでいたときだけでなく、日本国内に帰国しているときも、ほとんどみそ汁を飲んでいないことに気づかされました。そのためタイに住んでいたときの方が、まちがいなくみそ汁を飲んでいたのです。

今回の「ナゼ・ナゾ」は、日本にいるときよりも、タイにいたときの方がかなりの頻度で飲んでいた給食のみそ汁の写真でした。なお、この学校は2024年3月末日をもって全ての生徒が卒業し閉校し、16年間の歴史に幕を下ろしました。もしいまだに学校が継続していたならば、ふらっと立ち寄ったときに給食スタッフにお願いして、食べさせてもらえる可能性もあったかもしれません。しかしそれも今となっては無理なものとなりました。そのことを考えると、この写真は懐かしいですが、同時に寂しさがこみ上げてきますね。とても優しい味付けのみそ汁でした。

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