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▶無『意』味・感想〔160〕◀(2024年4月22日)

タートルアンレイクの周りを散歩していると、湖の反対側の様子が気になりました。所々、草が生えてはいるものの、かなりの部分が黒焦げになっているのです。

自然発火による火災にしては、焼けている場所とそうではない場所がはっきりしているので、これは誰かが意図的に焼いているものと思われます。

おそらく「野焼き」をしたのだと思います。このような野焼きは、ラオスにおける大気汚染の原因の一つとされていて、国際的にも厳しい視線を向けられているようです。

このような野焼き・焼き畑の様子を目にしたとき、シンガポールに住んでいたときのことを思い出しました。シンガポール第1期の2015年に、インドネシアのスマトラ島で行われていた焼き畑で発生した煙による被害が深刻なものとなりました。シンガポールでは、これを「HAZE(ヘイズ/煙害)」と呼んでいます。

このHAZEによる健康被害の度合いはPSI(Pollutant Standards Index)という数値で発表されます。2015年6月以降のPSIは非常に高い値を示し続け、シンガポールの観測史上最高値の「401」が出たのでした。

当時はマスクが薬局などからすぐに姿を消しましたが、新型コロナウイルスの拡大を経験した現在ならば、PSIの値が高くなってもマスク不足は回避できそうな気がします。それは嬉しいこととはいえず複雑な心境ですね。

【連続投稿:946日目】

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