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ガンが良くなる在り方

先日、ガンの方と話をする機会がありました。

皆様もご存知のように、ガンという病気は自分の DNA が変化したものですから、その対処方法も、人それぞれです。

ガンに対する対処療法、 治療方法は抗がん剤治療も含めてやってみなければわからない世界です。

食事療法が効果がある人もいるし、 抗がん剤で良くなる人もいます。

僕は医者ではないので「「あなたにはこの治療が向いてます」 とか「最新の治療方法はこういうものがあって、これが効かなくなったら 、これを試したらいいでしょう」 みたいなことはなかなか言えません。(そもそも詳しく知りません)

僕が参考としてお伝えできることは、その病気に対する向き合い方、やり方・ドゥーイングではなく、在り方・ビーイングの部分です。

自分がガンだということがわかると、心理的な危機が訪れます。

つまり、目の前に 猛獣が現れたような気分です。

逃げるか戦うか、目の前の猛獣が選択を迫ってきます。

ここで猛烈な緊張状態が生まれます。

この緊張状態が、自律神経を「交感神経優位」へと引っ張ります。

呼吸が浅くなり、瞳孔が開き、心臓はドキドキし、消化が悪くなり、手足が冷たくなり、 体が冷え、眠れなくなります。

これは全て「交換神経優位」の時に起きる身体の反応です。

この交感神経優位の状態は「緊急避難アラーム」が鳴っている状態です。

体の中の機能 感覚全てが「逃げるか 戦うか」に集中しているわけです。

ここで注意しなければいけないのは、「逃げるか 戦うか」には「体を修復する」「体を回復させる」という機能はないのです。

つまり「緊急避難アラーム」が鳴り響いてる時に、体は修復できないのです。

免疫機能も全て「緊急モード」に切り替わってしまいます。

免疫機能の「緊急モード」とは、外部から入ってきたウイルスや細菌をやっつけるために 白血球内の顆粒球が増える状態です。

顆粒球が増えることで、白血球の中にあるガンを退治してくれるはずの「リンパ球」の割合が減ります。
つまり「緊急避難アラーム」が鳴っている最中には、ガンは治りにくいということなんです。

だからこそ、自律神経を緊張の「交感神経」ではなく、リラックス、 修復の「副交感神経」側に 持っていくことが大事になります。

ここで大切になってくるのが、最初にお話した「向き合い方」つまり「在り方」です。

心を緩める、体を緩める、 緊張を解く、 リラックスをする…

リラックスすることによって体の中で眠っていた「 免疫機能」が目覚めます。

これが、免疫機能復活の遺伝子スイッチをオンにするということです。

「患者」という漢字は「心」を「串刺し」にされた「者」と 書きます。

心を串刺しにされるということは、その病気以外のことを考えられなくなっている状態のことです。

僕も以前はそうでしたが、癌になると癌の事ばかり考えてしまいます。

常に頭の中がガンに支配されてしまいます。

これが心を串刺しにされたもの、 患者という状態です。

串を引き抜きましょう。

心を解放しましょう。

僕たちはガンと戦うために生きてるわけではありません。

では、具体的にどうすればいいのか?

まずその1。

治療については、決めたことを淡々とノルマをこなすように感情を込めずにやっていき、 それ以外何も考えないこと。

腫瘍マーカーが上がったとか下がったとか、そういう数値に一喜一憂しないこと。

腫瘍マーカーなんてその日の体調によって上がったり下がったりするものですから。

ドクターは体の中を見ることができないので、 そういう数値で判断するしかないのです。

それを鵜呑みにしてはいけません。

体調は自分の体に聞いてください。

自分の体が一番正直です。

その2。

それ以外の時間どう過ごすか?

それ以外の時間は、自分がやりたいことをやる、ということです。

楽しいことをやる、ワクワクすることをやる、今まで我慢してやっていなかったことをやる。

そもそも、本当にやりたいことではなく、役割とかしがらみとか仕事とか、そういう魂を削るようなことを長年続けていたからガンになったわけです。

ですから、そういう自分をガンは全てリセットしてくれたわけです。

ガンよ ありがとう!

今までやりたかったこと、 我慢していたことをやりましょう。

あまりにも我慢する人生を長く続けていた場合、 自分が本当にやりたいことが何だかわからなくなっている場合があります。

そういう時は、子供の頃やっていて楽しかったこと、面白かったこと、 夢中になったことを思い出してみてください。

そこにヒントがあります。

治療としてのガンの治し方は千差万別。

でも、ガンが良くなる在り方は、ほぼ同じ。

ガンと戦うのではなく、 ガンを忘れること。

ガンを忘れて、楽しむこと。

そして、今生きてることに感謝すること。

生きてるって、それだけで奇跡なんですから。

大好きな人に「大好きだよ!」って言いましょう!

「 わくわく」「感謝」「 愛」

 これがキーワードです。

周波数を上げること。

楽しんでいるうちにガンが消えた人を、何人か知っています。

僕たちは、苦しむために生まれてきたわけではありません。

僕たちは、楽しむために生まれてきたんです。

この体が動く限り、この3次元世界を存分に楽しんでいきましょう。



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