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今月の診断結果

先週今週と2度にわたって、東大病院で経過観察の診察を行いました。

結果は…問題なし。

頭部MRIの画像では、去年11月にガンマナイフを当てた部分の白いところが若干大きくなっていて、画像診断医のコメントでは「おそらく再発」とのことでした。

その結果を持って、呼吸器のドクターは分子標的薬の変更をした方がいいという考えでした。

ただ腫瘍マーカーの値も標準値の半分2.4でしたので、僕はおそらくこれは放射線を当てた部分が腫れているのだろうと思いました。

そこで、結論は今週診察予定が入っている脳外科のドクターに聞いてみてから決める、と呼吸器のドクターに話しました。

そして月曜日、脳外科の担当ドクターに話を聞いたところ、やはりこれは放射線治療の跡だということで、一件落着(^-^)

脳外科の先生の診察の後に、呼吸器の先生もお忙しいのにわざわざ時間を取っていただいて、脳外科の先生の結果をお伝えしたところ、とても安心されていました。

職業柄心配するのが仕事とはいえ、ドクターも大変な仕事です。

僕の感覚的には「再発はありえない」と直感が教えてくれていましたので、呼吸器の先生の心配を真に受けることなく、いつも通りの「確認」作業でした。

まあ万一再発していたとしても、それに対して淡々と治療するだけなので、別にどうってことはないのですが…。

ドクターは患者のことを心配して色々な治療を提案してくれますが、 ドクターが全てのことを分かっていて、最善を提案してくれる神ではありません。

やはり大切なのは、自分の「直感を信じる」ということではないかと思います。

呼吸器のドクターの言う通りにしていたら、分子標的薬「アレセンサ」の変更になり、次の分子標的薬が今ほど効果があるか不明なのです。
(また 2週間入院しなければならないし)

まあ、このまま死ぬまでアレサンサで行きます(笑)

ステロイド減薬のリバウンドも徐々に良くなってきています。

薬を変えた1月は立っているのも大変で、 2月になると歩けるようにはなりましたが、長時間歩行は無理、…。

3月になって少しずつ動けるようになり、4月になってエネルギーの航続時間が1日続くようになりました。

身体は物質なので、すぐに変化することはありませんが、時間をかければ必ず回復していきます。

頭の中であれこれと考えを巡らして交感神経を張り巡らし、疲労して免疫を下げてしまうのではなく、身体のことは身体というスーパーマシンにお任せして、毎日気分よく過ごす、これに尽きると思います。

身体は大切な乗り物ですが、僕たちは身体ではありません。

身体に心まで乗っ取られないことが大事です。

何度も書いていますが、患者とは心を串刺しにされた者と書きます。

病気であっても病人にはならない。

僕たちは、病気と闘うために生きてるわけではありませんから(^-^)

自分の人生を生きましょう。

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