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「竹書房SF文庫フェア2022」9月中旬よりスタート!!

竹書房SF文庫のフェアが9月中旬より全国の書店様で随時開催されます。
開催店舗では、『竹書房文庫SF目録』ーこれからのSFなにが、出るのかーを配布いたします。
ぜひお近くの書店にお立ち寄りの上、ご覧になってみてください。
※目録の配布方法は、各書店様によって異なります。

■『竹書房文庫SF目録』ーこれからのSFなにが、出るのかーをフェア開催店舗で配布します!

『竹書房文庫SF目録』ーこれからのSFなにが、出るのかー
装幀:坂野公一/welle design

今後の刊行予定から注目作品を編集者のコメント付きで紹介しております。
国際ブッカー賞にノミネートされた奇想短編集など、魅力的な作品が多数。
海外SF中短篇をなるべく手軽に読めるようにというコンセプトのもと、海外SFを紹介する新シリーズ企画も進行中。
今後の展開をどうぞお楽しみに。

■こちらのパネルが開催店舗の目印です!

開催店舗ではフェア用のパネルとPOPが展開されます。
開催店舗は下記URLより地域毎に検索ができますのでご活用ください。

■開催店舗一覧
https://takeshobo.co.jp/sp/fair/sf_fair2022/

■フェア参加作品の一部をご紹介

『いずれすべては海の中に』

フィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。
幻想的な要素を含みながら、同時に、現実にある身近な喪失と痛みに根ざしたほろ苦い物語を13篇収録。
並行世界のサラ・ピンスカーたちが集まるサラコンで起きた殺人事件をサラ・ピンスカーのひとりが解決するSFミステリ(「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」)はミステリファンも思わずクスリとしてしまう設定で、きっと楽しめること請け合いです。

『時の子供たち』上下巻

2016年度アーサー・C・クラーク賞受賞作。
地球の終わりを予測した人類は新たなプロジェクトを進めていた。
惑星を改造し、地球の生物とその知能強化をうながすナノウイルスを送り込むテラフォーミング計画だ。
ドクター・カーンが担当する惑星では、数十世紀後に進化した猿たちが地球の文明を引き継くはずだった。
だが、妨害工作により猿たちは全滅。
かわりにナノウイルスが進化させる宿主として選んだのは蜘蛛だった。
蜘蛛たちは狩猟の腕を上げ、言語を覚え、共同体を作り、文明を発展させてゆく。天の光を仰ぎ見ながら――。
上下巻のボリュームでありながら、読み終えるのは一瞬です。
あまりにも面白過ぎる傑作長編SF小説!!

『静かな終末』

やさしい口当たりと驚きの後味
最後に一篇、いかがですか?
初収録作品多数、日本SFの巨匠の知られざる傑作集。
作家活動最初期の十年間に眉村卓が発表したショートショートのうち、これまで著者の単行本または文庫本に一度も入ったことのない作品を中心にした五十篇を収録。

■SF文庫新刊情報
眉村卓先生の新刊
『仕事ください』9月16日発売!!

仕事仕事仕事ください……。
意のままになる奴隷を求めた男の前に現れた“やつ”は仕事を求め続ける……。表題作ほか、不思議で哀切なる猫SF「ピーや」、恋人との会話がどんどん食い違ってゆく「信じていたい」、戦争の傷痕を異様な迫力で描く「酔えば戦場」などに加え、第一長篇『燃える傾斜』の原型となった「文明考」などの初期未収録作3篇を収録。
読めば世界がずれてくる、ぶれてくる。気づいたとき、あなたはすでに別世界。現実と幻想の狭間に迷い込む傑作短篇集。
まずは一篇、踏み出してみませんか?


みんなにも読んでほしいですか?

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