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BtoBサービスのランディングページにはNoCodeツールが欠かせない

この記事は、株式会社アトラエ アドベントカレンダー18日目の記事です。

前日の記事は、加藤の「状態管理 recoil使ってみた。」でした。

今回は、wevoxのランディングページをNoCodeツールの「STUDIO」に移行した話です。

なぜ移行しようとしたか

BtoBのサービスでは、当然、ランディングページをつくりますが、多くのサービスと同じようにAWS等の環境にデザイナーがデザインしエンジニアやコーダーがコーディングしたページをアップしていました。
インバウンドとしては、問い合わせフォームを設置し、SalesforceとPardotを活用しリード管理を行っていました。
オウンドメディアも作っており、CMSはWordpressを使ったオーソドックスな仕組みでした。
運用している仕組みには全く問題なく、オウンドメディアも運用できていましたし、問い合わせも頂いていました。

では、なぜ移行したのか。
それは、運用し続けていくには、「関わる人数が多すぎる」問題があったからです。

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例えば、プロダクトの進化と共に、伝えられる内容が増えたり変わったりしていきます。この場合、マーケターからすると、打ち出す広告は当然変えていくのですが、流入してくるランディングページも広告の訴求に合わせて変えてたり新しくつくらないと、チグハグになり、問い合わせ数は増えません。(減ることすらあります)
また、いろんな情報をホワイトペーパーというカタチで知っていただくには、フォームのあるページを増やすことも必要です。

その為、広告とSalesforceやPardotの間になるランディングページを継続的に変更していくには、デザイナーやコーダーが必要にな
り、どうしても関わる人数が増えてしまい、工数が増えていくことになります。また、改善を加えていくごとに工数が増えていくので、スピードが一定以上あがらなくなり、ランディングページの変化がマーケティングのボトルネックになっていきました。

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どうやって解決したか?

エンジニアはプロダクトの開発に集中するように、デザイナーはトンマナなど表現の所は気にしたいがプロダクト開発もある、マーケターはどんどん改善をし続けたい、など、各々の役割の問題を理解し「ランディングページの追加や変更において、関わる人の数を減らすにはどうしたらいいか?」
そんなことを考えていきました。

なので、マーケターやインサイドセールスのメンバーが直接変更できるようにできたらいいのにな。という思いとNoCodeツールが頭の中で繋がりました!(STUDIOを知っていたのですが、なかなか業務で使う機会がなかったのです)

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NoCodeツールで実現できれば、マーケターやインサイドセールスの要望を自分たちの手で直接変えられるようになり、自走できるようになります。

では、どこまで移行すべきか?マーケチームで議論した結果、オウンドメディアもセットで移行が必要ということでした。幸い、STUDIOのCMS機能がリリースされた後だったので十分補完ができました。

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Wordpressからの移行はSTUDIOの皆さんにご相談させていただきご協力いただきながら、静的ページはすべてSTUDIOでゼロから作り直しました。
操作になれてしまえば、1日あれば数ページの移行ができた為、作業時間は想定より短い時間で完了し、移設ができました。

実際に移行してわかったメリット、出てきた問題

移設に伴い、301リダイレクトをしているのですが、SEOの影響はありました。今は、まだ回復していきている途中といったところです。

メリットは、STUDIOが同時編集可能なのもあり、マーケターやライターがページをデザインしたり、デザイナーがビジュアル制作している間に企画側がコピーや文章を埋めたりとコラボレーションをすることで、想定していた関わる人を減り、改善スピードが上がったことにより、チームの効率がアップしたのを実感しています。

今後は、SEO対策含め細かい改善をしながら、ランディングページのリニューアルをしていく予定です。
このリニューアルも「大規模にまとめてリリース!」というかつてのやり方ではなく、「徐々に、スピーディに変えていく」という進め方でやっていきます。(実際、既に毎週改善を積み重ねています。)

まとめ

今回、NoCodeツールを使ってみて、これからのBtoBマーケティングには、NoCodeが必須ツールになる!と実感しています。
スタートアップらしくSTUDIOのさらなる進化を期待しています!
STUDIOは、オススメですよ!


明日は、同じwevoxチームのデザイナー きのぴーになります。

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