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グローバリストVSナショナリスト。国家の危機を救うのはどっち?

June 1, 2022

Transcription

U.S. President Joe Biden says his administration will provide Ukraine with "more advanced rocket systems" to fight Russia.

In Vatican City, Pope Francis urges an end to the blockade of Ukrainian grain, saying food should not be used as "a weapon of war."

China's Foreign Minister Wang Yi arrives in Vanuatu as he continues a Pacific trip aimed at reaching security agreements with 10 South Pacific island nations.

And in Tokyo, the South Korean consulate restarts travel visas for Japanese citizens. The service had been suspended because of COVID-19.

訳例

米政府はロシアと戦うためにウクライナに「より高度なロケットシステム」を提供するとバイデン米大統領は述べました。

バチカン市国では、フランシスコローマ法王がウクライナの穀物封鎖の解除を強く求め、食糧を「戦争の武器」に使ってはならないと述べました。

南太平洋島嶼国10カ国との安全保障協定締結を目指し太平洋(の国々)を歴訪中の王毅中国外相が、バヌアツに到着しました。

そして東京では、韓国領事館がCOVID-19の影響で中断していた日本人の旅行ビザ(の発行)を再開しました。

勝手に探究

世界の食糧事情はそもそも不均衡・不平等であり、飢餓に苦しむ人たちがいる一方で、豊かな国々・人々はオリンピックや万博といった国際イベントに興じてきました。

国内に限ってもスポーツや芸能などのエンタメ、趣味や旅行などは日常のワンシーンであり、それが私たち人間の生活だと信じて疑わない人は圧倒的でしょう。そして、そんな当たり前が叶わない数億人の人たちのことなど考えていません。

戦争が起きて困る?

戦争に関係なく困っている人はずっといます。それに、戦争を止めることより食料や医療品を支援する方がよっぽど現実的で簡単です。「より高度なロケットシステム」のコストでいったいどれだけの人々の生活を改善できるのでしょうねぇ。

戦争報道への違和感はこんなところからも。

ローマ法王のお言葉にもツッコミどころがあります。

西側諸国がロシア側の国々に対して行う経済制裁をスルーしておいて、ロシアには「食料」を武器に使うなと?どんな基準なんでしょう。そもそも食料を武器にしなければ戦争はいいんですか?

「いいんです」でいいんですか?

ウクライナ戦争で超えてはいけないライン。

どうやら西側は
ロシアへの経済制裁○ ウクライナへの経済・軍事支援○
ウクライナへの派兵× ロシアへの直接攻撃× 
くらいに設定しているようです。

でも、普通に考えて、敵に武器を供与し続ける国もまた敵です。ウクライナからすればはっきり味方のはず。そんな味方が支援してくれるのはありがたいのでしょうが、それなら共闘してくれよと。こんな戦争すぐ終わるのにって思ったことは一再ではないはず。

なぜそうならないのでしょうか。世界が味方しているはずなのに。

まぁもう後の祭りです。自分たちの「役割」を遂行するより他はありません。今支援を断たれても困るし、今更徹底抗戦を撤回できないし・・・。

袋小路の宇大統領

グローバリストのエージェントとしては合格であっても、大国の狭間で生きる国家の指導者としては、結果論では最悪になるのかもしれません。

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