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戦いのあとに見えてくる、負け組とは

March 29, 2022

Transcription

In Istanbul, Turkey, the Ukrainian delegation at peace talks with Russia says a future peace deal must include security guarantees from several Western nations.

In Peru, President Pedro Castillo survives an impeachment vote aimed at removing him from office. It is the second vote targeting him in two years.

In China, officials launch a center where up to 6,000 COVID-19 patients can be held in quarantine.

And Indian workers demonstrate in a two-day national strike organized by labor rights groups protesting the economic policies of Prime Minister Narendra Modi.

訳例

トルコのイスタンブールでは、ロシアとの和平交渉に臨むウクライナ代表団が、将来の和平合意には西側諸国数カ国による安全保障が必要だと述べています。

ペルーでは、ペドロ・カスティジョ大統領は罷免を目的とした弾劾投票をなんとか切り抜けました。この2年間で2回目の弾劾投票でした。

中国では、COVID-19の患者を最大6,000人隔離して収容できる検疫センターが開設されました。

インドの労働者は、ナレンドラ・モディ首相の経済政策に抗議して、労働権団体が主催する2日間の全国ストライキに参加しています。

勝手に探究

戦いのあとに見えてくる勝敗。見るべきは、結局カネなんじゃないかと思うのです。きっと現代社会をコントロールする資本家の動きがその答えでしょう!

ということで為替をチェックしてみると、気になる点が。

ウクライナの通貨「フリヴニャ」は停戦が見えてきたからか少し戻しました。ロシアの「ルーブル」は「紙くず」などと揶揄されていたと思ったら、とりあえず戦前レベルには戻しました。ということは、これからどちらかが崩壊するような大きな動きはないと予想されます。

とはいえ、どちらも戦争で傷つき、通貨も対米ドルで10%ほど安くなっています。ま、そりゃそうか。それくらいならマシなのかも。

では、他のキープレーヤーはどうでしょう。

米ドルを基準としたので、他はEUと中国をチェック。ふむふむ、どちらの通貨も安定しています。ということは世界の経済活動に危機が訪れる訳ではなさそうです。大きな値動きのあったルーブルで一儲けした可能性は否定できませんが、資本家は何もなかったかのように経済活動を続けるのでしょう。

だったらこの戦争はなんだったのか。

答えはこれ?

<ドル高・円安の急速な流れが止まらない。3月28日、ドル/円相場は一時125円09銭と2015年8月以来、約6年7カ月ぶりの高値を記録する場面があった。>

ついでにGDPで日本を上回る韓国もウォン安です。

そんな両国の通貨が安くなると、製品の現地販売価格は下がるかもしれませんが、原料のコストは上がります。輸出企業に悪影響が出る円高懸念が強い日本では、円安に悪いイメージのない人も多いと思いますが、そうとばかり言っていられない事情があるようです。

<エネルギー自給率が低く、隣国と連系線が結べない日本が「一番大変」と指摘。「安全性を確認したうえで原発を動かさないと、大変なことになる。物価高、行き過ぎた円安を抑える意味でも、日本の現実的な政策は原子力政策」と述べ、原発の再稼働を加速すべきとの考えを示した。>

ちなみに韓国も現在は日本と同様に脱原発に動いています。

<2017年6月19日、韓国大統領の文在寅は古里原子力発電所1号機の運転停止の記念式で、福島第一原子力発電所事故や2016年の慶州地震に触れ、「原発政策を全面的に再検討し、準備中の新規原発の建設計画を全面的に白紙に戻し、原発の設計寿命を延長しない」と『脱原発』を宣言した。また、現在稼働中の月城原子力発電所1号機の早期廃炉と新古里原子力発電所5・6号機の建設中断の可能性についても示唆した。>

韓国も日本と同様の経済状況だと考えると、早晩脱原発の放棄(つまり原発の活用)が訴えられるはず。

・・・日韓の原発を動かそうとしてる?

そうか、使用済み核燃料が欲しいのか。そんな危険物を一時保管してくれるというフランスやイギリスにこれまで疑念を持たなかったなんて恥ずかしくて言えないぜ!

フランスと言えば、対ロシア制裁から一抜けを表明したんですが、それでアメリカと袂を分かつ気などなく、どうせ最初からグルだったんでしょう。

彼らと悪知恵比べしても勝てません。それで生き抜いてきたんですもん。お人好しの日本人はもう競うのをやめて、彼らとは違う哲学を追究しましょう!あ、それでコントロール不能とみなされると「悪の枢軸」にカウントされるとか?地獄か!

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