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ゼレンスキー大統領が明らかにした国防策

March 13, 2024

Transcription

U.S. President Joe Biden, a Democrat, and former President Donald Trump, a Republican, capture the presidential nominations for their parties.

A U.S. national security adviser says the Defense Department will quickly send $300 million dollars in weapons to Ukraine.

In Japan, a privately built rocket explodes shortly after liftoff. The launch was carried out by Space One, which aimed to be the first private Japanese company to put a satellite in orbit.

And Kenya delays the deployment of 1,000 security officers to Haiti until new leaders in the country are named.

訳例

民主党のジョー・バイデン米大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領がそれぞれの党の大統領候補指名を獲得しました。

国防省はウクライナに3億ドル分の武器を早急に送ることを大統領国家安全保障問題担当補佐官が発表しました。

日本では民間のロケットが打ち上げ直後に爆発しました。このロケットはスペース・ワン社が打ち上げたもので、日本の民間企業として初めて人工衛星を軌道に乗せることを目指していました。

そしてケニアは、ハイチの新しい指導者が決まるまで、ハイチへの治安担当官1000人の派遣を延期することにしました。

勝手に探究

ウクライナへの支援は西側諸国の義務のように続いています。「いつまでこれを続けるのかとか」、「負け戦にこれ以上投資するのはどうなのか」など支援に否定的な声もありますが、今回のことで分かったことがあります。

それは、武器や弾薬なんてなくても、軍事同盟を結んでさえいなくとも、「西側諸国の敵」との有事となれば、支援が得られるということです。

たびたび周辺国の脅威を煽られ防衛予算の倍増などが求められたりしますが、ちょっと待ってください。日本の仮想敵国は、多く見積もって、北朝鮮、中国、あとはロシアくらいです。幸い全て西側諸国の「敵」です。ということは、万が一のことがあっても、西側諸国が支援してくれるって事じゃないですか。

じゃあ、ヘンに予算を増やしたり軍備の拡大なんかして周辺国を刺激するより、自衛隊には災害対策や国内の治安維持をメインとした、警察や消防の補完を主にやってもらいましょうよ。なんなら中国やロシア、北朝鮮に天災が襲ったときには支援に向かうとかして繋がりを持った方がむしろ地域の安全に寄与します。

人口が多く防衛予算もどんどん増えてもはや対抗しようもない中国や、軍事大国ロシアに今から真正面から対峙するなんてナンセンスです。どうせ「○○脅威論」なんて武器を売りたいアメリカからの偏った情報でしょうし、話半分に聞いておけば良さそうですよ。

まずは戦争にならない関係性をもっておくこと。そして、もしもの時にも共に戦える仲間を持っていること。それで十分なんじゃないでしょうか。それが分かっただけで、ゼレンスキー大統領がウクライナのリーダーである意味があるってもんです。ありがたし!

ただし、人が死ぬ戦争を続けることには反対です。市民を犠牲にしない、政治による解決を強く願います。

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