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代官山蔦屋書店「にっぽんの暮らし展2023」に出品させていただきます


代官山蔦屋書店「にっぽんの暮らし展2023」

代官山蔦屋書店エリア内にある代官山SITE GARDEN GALLERYでの【にっぽんの暮らし展2023】温故知新-日々のうつわと道具-は長く続いており、今回で10回目となる人気企画らしい。年末から楽しそうな催しが新年1月末まであるのだが、竹虎は1月3日(火)~11日(水)までの期間ポップアップ出展させて頂く予定だ。

フランス国内巡回展「日本の日常生活の中の竹」(Bamboo exhibition in Japanese daily life)

実は、そろそろリアルでの展示も面白いなあと考えていた矢先だった。コロナ直前にスタートしたパリでの竹籠展示がギャラリーが開いたり閉まったりを繰り返した後に中止となり、リオン、ツールーズと巡回する予定も無くなってしまった。十数年も本店以外での竹製品の紹介をした事がなかったが、やはり実物をご覧いただき触れてもらえるのは嬉しい事だと改めて感じていたのだ。

竹籠

そこにタイミング良く代官山蔦屋書店さんからお話しをいただいた。竹虎には自分の想いや、職人のアイデアで数えきれないほどの竹籠のプロトタイプなどユニークな籠たちがある。もちろん二度と出来ない名人の籠など、手元に置いておきたい竹細工もあるのだけれど、皆様にご愛用いただいてこそ輝く竹達も多い。

まだ、どのような竹編みをお届けできるのか未定の部分もあるけれど、なにせ新春3日からのお正月企画なので少しビックリするような特別価格も考えている。30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」をご購読いただいている方々には是非1月3日の初日にお越しいただきたい。損はさせません(笑)。

脱衣籠

とは言え、場所が限られているので角型の脱衣籠のような大きな籠はあまり置けない。丸型のランドリーバスケットで、お使いいただきたいものが2点くらいあるのでお送りするつもりだ。

真竹手提げ籠

この竹の経年変色の美しさは、どうだろう?青々とした磨きの真竹手提げ籠が使っている間にこのような渋い色合いになる。ボクが「時間職人」と呼ぶのがお分かり頂けるのではないかと思う。篠崎ざるの職人さんが教えてくれた「竹は、作る人と使う人で完成するものなんだよ」この言葉には重みがある。

竹のある台所

経年変色の竹、かって日本の台所や居間にいっぱいだった竹、まさに日本の暮らしと共にあった竹を思い出して欲しい。新春は初詣をすませて代官山蔦屋書店へどうぞ。

代官山蔦屋書店

この竹ざるは60センチサイズと少し大きいので今回の展示ではご覧いただけないかと思う。高知では「サツマ」と呼ばれる鹿児島の竹職人伝来の伝統の竹ざるだ。全国的にも珍しい孟宗竹を使うが、良質の真竹の多くない地域性と土佐らしい武骨さが好きなのだ。どうやって編まれるのかYouTube動画も用意しています。


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