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中条あやみさんの「CanCam」卒業に思う~専属モデル今昔

競争が激しいこと、そして好きなスポーツチームの優勝を祝うヘッドマークを掲出した電車をなかなか撮影できないことにより、鉄道趣味はもとより野球、サッカーにまで愛想が尽きつつある今日この頃ですが、そんな私を決して裏切らない趣味が、女性ファッションの研究です。

女性ファッションの研究といってもいろいろな楽しみ方があるわけですが、その最たるものは女性ファッション誌の購読
とりわけお気に入りの雑誌が小学館の「CanCam」です。
男性の身でありながら、2018年頃から「CanCam」を定期購読している私ですが、同誌の専属モデルのなかで一番の推しは中条あやみさん山下美月さん(乃木坂46)かというところです。
これからもこの2人を軸に推していくんだろうなと思っていた矢先、衝撃的なニュースが飛び込んできました。
「中条あやみさん、2023年12月22日発売の「CanCam」2024年2月号を以て専属モデルを卒業」
2017年11月号で専属モデルに就任して以来6年3ヶ月。モデルとして、女優として幅広く活躍し、私を女性ファッション研究の世界に引き込んでくれた中条さん。
今年5月には結婚を発表したばかりでもあり、そろそろかと覚悟はしていましたが、改元→コロナ禍に揺れるなか一つの時代を作った看板モデルの卒業の報に一抹の寂しさを感じているところです。

さて、中条さんの専属モデル加入を機に「CanCam」を定期購読するようになった私ですが、実は同誌とのご縁が生まれたのはそれよりも20年近く前に遡ります。

1990年代後半、中学生だった私はテレビドラマを通して藤原紀香さんのファンになりました。実は藤原さんは売り出し中の時期、「CanCam」の専属モデルを務めた経歴があり、今思うに彼女との出会いがすなわち「CanCam」との出会いであったとも言えます。
予備校~大学入学の時期、「CanCam」出身の女優さんでは藤原さんのほか長谷川京子さん米倉涼子さんあたりを推していたものです。

そして、大学進学後にはまた大きな出会いが待っていました。
資生堂の「ANESSA」、マクドナルドの「えびフィレオ」のCMに出演されていた「CanCam」の看板モデル・蛯原友里さんに一目惚れしてしまったのです。その切れ長の可愛い目、指で作ったハートのポーズを目にしてたちまち虜になってしまった時のことは、今も鮮明に覚えています。
最初お目にかかった時は、私と同い年ぐらいかなと思ったのですが、後に私より4歳年上と知りびっくりしたのも良い思い出です。
蛯原さんと同時期に「CanCam」専属モデルとして活躍していたのが、山田優さん西山茉希さん
もし私が女性に生まれていて大学に通っていたのなら、「エビちゃんOL」を目指していたかもしれませんし、同世代の山田さん、西山さんを意識したファッションで通学していたかもしれません。

社会人になった後は海外旅行、地方私鉄巡り、アイドル趣味といった別の趣味に浮気してしまい、女性ファッション誌とは一旦ご縁が切れてしまったのですが、2014~2015年頃に「女性になりたい」という感情を覚えた際にたまたま書店で手に取った「CanCam」の表紙を飾っていたのが山本美月さんでした。
当時は山本さんと堀田茜さんが「CanCam」の二大看板モデルの地位にあり、私はとりわけ有名私大農学部卒で才色兼備の山本さんを推していたものです。山本さんが惜しまれつつ専属モデルを卒業した2017年9月号ももちろん購入。アニメ・漫画好きという一面を知りますます彼女のことを好きになりました。

そして、山本さんの卒業後ほどなくして専属モデルとなったのが、先述の中条あやみさん。
2017~18年頃に映画「チア☆ダン」、「3D彼女」を鑑賞したのを機に彼女を推すようになった私は、男性向け・アイドルファン向けのグラビア雑誌を買うのと同じ感覚で「CanCam」の定期購読を開始。
中条さんを通して、宮本茉由さん石川恋さん久松郁実さんといった他の専属モデルのファンにもなり、48グループを推していた時と同じ「DD(注)」・「箱推し」のスタンスを取るようになりました。
(注)アイドルファンの業界用語、「誰でも大好き」の意。

それから5年。卒業、新規加入による専属モデルの世代交代はありましたが、現在は中条さん、山下さんのほか、加藤史帆さん(日向坂46)生見愛瑠さん小室安未さん菜波さん佐々木莉佳子さん(アンジェルム)を主に推しています。
最近は元横浜DeNAベイスターズの新沼慎二さんのご令嬢、新沼凛空(りあ)さんが15歳の若さで専属モデルとして加入したばかりですが、新沼さんのことも気になってきています。

以上、私と「CanCam」のこれまでの関わりについて時系列順に綴ってみましたが、思い出の数々を振り返るにつけ、改めて20数年の時の流れの速さを感じたものです。
その他のファッション雑誌、たとえば「non-no」などとの関わりについては、いずれまた日を改めてお話できればと思います。

長くなりましたが、中条あやみさん、6年3ヶ月の「CanCam」専属モデルとしての活躍お疲れ様でした。
卒業後も末永く応援しますので、よろしくお願いします。


中条あやみさんの郷里・大阪市阿倍野区の風景

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