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その薬、本当に効果があると思っていますか?~コロナ禍における対症療法の間違い~

その薬、本当に効果があると思っていますか?
~コロナ禍における対症療法の間違い~

 新型コロナウイルスが蔓延して3年。ようやく第5類に引き下げられ落ちつきを見せ始めたように思われていますが、世間では新型コロナ感染者やワクチン接種後にヘルペスなどのウイルスによる感染者が増加しているが、原因が不明である。と言われています。

 しかし私に言わせれば、東洋医学を志す人達はすぐに気がつかなければいけません。特に中医学や漢方の大家と言われる人間は。私のような場末の、細々と営む者でさえ理解できるというのに…。

 このような状況下では、コロナ禍は収束することはなく増々悪化の一途をたどり、コロナ及びコロナワクチンの弊害の後遺症で人口は減少し続け、現在の社会構造そのものが崩れるのも時間の問題でしょう。

 どういうことなのか。
 ここで簡単に説明しましょう。陰陽五行(素問を基本とする)から考察すると、ウイルスや様々な菌や最近の感染の基本は胃(陽)の過度の亢進であることに気付いてください。
 では胃(陽)が亢進する原因は何かというと、脾(陽)、脾(陰)の低下です。
 軽症の場合はこれで済みますが、悪化してくるとさらに胃(陰)まで低下し、胃(陽)の暴走を阻止できなくなります。そしてこの暴走が止められないと、死が待っているという機序です。

 つまり㊏生㊎が滞り、㊎=肺に問題が生じるのです。
 この観点から、現在の対症療法がいかに無駄であるかということが理解できるでしょう。

したがって「麻黄湯」や「麻黄附子細辛湯」を処方するというのは愚かと言わずにおれません。ひいては葛根湯もダメなのです。


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