THE SECOND

こんにちは!


見ました?THE SECOND。

お笑いが大好きなもんですから、そりゃあ開催決まった時から楽しみにしてはおりましたよ。

M-1に出られなくなった人たちはこっそりG-1グランプリなるものが開催されてたけれども、それ以上には当然盛り上がってましたわね。

Dr.ハインリッヒ姐様が出られるということでより一層興奮をしてたけど、ノックアウトステージでのトーナメント抽選会から、おい!組み合わせ面白すぎるやん!ってなってて、たとえ姐様が敗退しても熱量が冷めるわけもなく、なんなら誰が優勝してもおかしない、ネタ時間も6分という、全お笑いファンを満足させるに違いない前兆。

実際にはもう5月入ったくらいから自分はソワソワしておりましたよ。
当日なんて仕事が残業にならないことを願うばかり。
ちゃんと定時で帰れましたとも。


ノックアウトステージは時間が合わなかったので見てないだけに、観客の人の審査がどんなもんなのかがイマイチ分かってなかったけど、決して名が知れている人が上がったわけでもなく、他の大会のような作家目線で作られたわけでもないこの感じ、それも嬉しく思ってたわ。

それに本番は松本・東野という2大スターが華を添えるということもあって、今田耕司とは違うユーモアが交わる進行もたまらなかった。


と言っても8組の中では金属バットが好きではあったので、一発目のネタを見た時にこれは優勝あるな!などと思った一方で、マシンガンズがやって来ると、おや?となったのも事実。
そしてマシンガンズが勝ったでしょ?

あ、この大会はM-1超えたな、と思っちまった。
ファンの人数とか関係無しに、技術面とかでの話も無しに、観客が単純に面白かった方が勝つ、かと言ってテキトーさは無くてコメントもしっかりしてたし、終わった後の両者の讃え合いも上っ面ではなくて。

特に毛利と白川の涙には、こちらもノックアウトされかけた。


結果ギャロップが優勝という、勿論納得なのだけど、松本が言ってたように誰も損しなかった大会であったわね。

ギャロップのネタはホンマ面白かったし、これまでの築いてきたものが報われた瞬間がカッコよくて。
一本目は祇園花月で見て、劇場で見るとそりゃあ面白いのは当然だけど、それをブラウン管を通して届けてくれた。

ブラウン管?

でもマシンガンズや超新塾のように、関西いると中々見ることもできない芸人があの大舞台で輝く様、スピードワゴンや三四郎が根本の漫才にかける様、囲碁将棋の準決での悔しさ、全てが美しかったわ。


音楽やら野球観戦やらアニメやらゲームやら洋画やら色々なものに手を出して人生を彩ってるつもりでも、やっぱり漫才師の生き様たるや。
昨日観てない人はどんな神経なんや!
生きる上で1番大切な笑いを求めないって、何のために生きてるんや!

この空気感のまま来年、再来年と続いて欲しい一方で、参加者も増えるだろうし、更に熾烈になるんだろなー。


いやー、人生楽しいわ。


それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?