ちょっと流行っている言葉 バズってはいないけれど知っておくと得する言葉 No.003
ちょっと流行っている言葉 バズってはいないけれど知っておくと得する言葉 No.003
巷ではあまり話題になっていない「言葉」「用語」ではあるけれど、知っておくと得する(?)言葉に出合った時に、書き留めておくことにしました。
興味のない人にとっては、何も資することはありませんが、少しでも関心のある方には役に立つはずです。
第3回は
もしトラ? ほぼトラ? もしドラ?
です。
これだけではさっぱり見当がつかないかもしれません。
今回のテーマは
「もしトラ? ほぼトラ? もしドラ?」
です。
今年は世界各地で指導者の選挙が行われます。
すでに選挙が終わった国や地域もあります。
2024年は世界的な選挙イヤーだそうです。
例を挙げると、
・1月13日 台湾総統選挙
・2月 インドネシア大統領選挙
・3月 ロシア大統領選挙
・4月 韓国総選挙
・4~5月 インド総選挙
・6月 ヨーロッパ議会選挙
・11月 米国大統領選挙
もしかしたら、日本でも解散総選挙が行われるかもしれません。
「世界各地の選挙と今回のテーマとどう関係があるの?」
という疑問を抱かれたことでしょう。
大いにあります!
もしトラ?
「もしトラ」は見聞きしたことがあるかもしれません。
そうです!
もしトランプ氏が大統領選挙に再選されたら ⇒ もしトラ
こうなります。
では、次に
ほぼトラ?
私もつい最近、世界の株式市場の動向に関連したオンライン動画で聴きました。
「もしトラ」に関連しています。
ほぼトランプ氏が大統領選挙に再選されると ⇒ ほぼトラ
これらの元ネタが実はあります。
もしドラ
です。
もう11年前になりますが、ブームになった本がありました。
タイトルが長かったので、「もしドラ」にしたのです。
オリジナルタイトルは『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』でした。
これからは米国大統領選挙に絞って、話を進めていきます。
ドナルド・トランプ前大統領は1944年6月14日生まれ(今年で80歳)、一方ジョー・バイデン大統領は1942年11月20日生まれ(今年で82歳)とお二人とも80代の高齢者になります。
どちらが大統領に選出されても、内政・外交で不安なく執り行うことができるのか、という大きな問題が横たわっています。
赤(共和党のイメージカラー)対 青(民主党のイメージカラー)
赤はトランプ氏で、青はバイデン氏です。
現時点(2024/02/20)で、トランプ氏のほうが大統領に再選される可能性が高いと言われています。ただし、トランプ氏の懸念材料は数多くの訴訟を抱えていることです。
一例を挙げると次の記事です。
トランプ前大統領に532億円の罰金命令、息子たちも6億円ずつ!弁護士は憤慨「魔女狩り」主張 2024年2月20日 15時10分
もう一件、トランプ氏に関連した記事をご覧ください。
【解説】 トランプ氏起訴、「34件の重罪」で何が明らかになったのか 2023年4月5日
「全罪状が口止め料の支払い関連」ということです。
このようなトランプ氏ですが、共和党の大統領予備選挙で圧倒的な強さを誇っています。低所得の労働者たちから絶大な人気を誇っています。
特に、米国の内陸部はそうした労働者が多く、高得票を集めています。
もしトラに関連する動画が見つかりました。
アメリカ大統領選を最速!先取り!「もしトラ」関連銘柄5選<“Mr.ストップ高”天海源一郎の個別株TREASURE HUNTER>
🔴注意:三菱重工(7011)を除き、私が推奨する銘柄ではありません。念のため。
前回の米国大統領選挙後に書かれた、トランプ氏に関した本があります。
『ウォール街からの警告 トランプ大恐慌』 大竹愼一 徳間書店
2017年5月31日 第1刷
なぜこの本をご紹介するかと言いますと、トランプ氏の考え方は前回の大統領選挙当時と現在とでほとんど変化がないからです。原油、ガスなどのコモディティを重視しています。脱炭素政策とは真っ向から対立するものです。
これらの事業に従事している人たちは、低所得の労働者です。ですから、トランプ氏は彼等に支持されています。
著者の大竹愼一氏について簡単に触れておきましょう。
巻末の著者プロフィールから
米国在住。
日・米・欧で30年以上第一線で活躍する辣腕ファンドマネジャー。
一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了後ドイツ・ケルン大学、イギリスLSEに留学。
野村総合研究所研究員、ロンドンのチェース・マンハッタン、ニューヨークのAIGグローバル・インヴェスターズを経て独立。
欧米ファンドのグローバル株部門でトップクォーターを続ける成績をあげる。
これまで訪問した日米の会社は1500社を超えその徹底した独自の取材力と現場主義には定評がある。
著書に
『おカネの法則』
『世界金融恐慌序曲』
『2015世界大恐慌の足音が聴こえる』
『中国崩壊で日本はこうなる』(共著)
『2017暴走するマネー 恐慌化する世界』
他多数あり。
大竹氏について詳細を知りたい方は下記のウェブサイトをご覧ください。
私は、大竹氏の本を何冊か読みましたが、彼は自分のことを「外国人」と呼んでいるのが印象的でした。
また、ファンドマネジャーとして上位から4分の1の成績をずっと続けた実績から、独立してからも欧米人から信頼され、1千億円を預かり運用していたという話を読んだことがあります。
この本の中に次の文章があります。
ここでいう、「過激な発言」とは下記のことが該当します。
トランプ氏は二枚舌という批判を受けることがありますが、強かというほうが当たっているでしょう。
今回は、
について取り上げました。
いかがでしたでしょうか?
✑編集後記
「もしトラ? ほぼトラ? もしドラ?」をまとめると次のようになります。
①「もしトラ」 もしトランプ氏が米国大統領に再選したら、米国は、日本は、世界はどうなるのか
②「ほぼトラ」 ほぼトランプ氏が米国大統領に再選するだろう
③「もしドラ」 「もしトラ」「ほぼトラ」の元となった表現でトランプ氏とは関係がない
④トランプ氏は日本にとって厄介な存在になる 安保タダ乗りは許さない 要求がエスカレートする可能性が高い
⑤トランプ氏の発言に矛盾はない 下層階級も上層階級も働かせる
⭐日本のメディアはトランプ氏の真意を理解していない
(3,718文字)
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