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「部屋選び」で営業マンがわざわざ説明しない5つのポイント⑤

みなさんこんにちは。
不動産会社で働く岩滝勇康です。


今回でこのシリーズは終了となります。
もしかしたら他にもあるかもしれません!
なにか気付いたものがあったら教えてください😅


それでは、

「部屋選び」で見落としがちなポイントかつ、
営業マンがわざわざ説明しない5つのポイント⑤です!


⑤大家さんの人柄

「不動産会社が中に入っていれば大家さんは関係ないのでは⁉」
とお思いの方もいるかもしれませんが、

結論からいうと、

何事も大家さんの承諾が必要となる!

ここで特にお伝えしたいのが、
修繕費など「費用」がかかるもので、

お金を出すことを、渋る大家さんがいるのです!


入居者が壊したものは、入居者の費用負担となりますが、
経年劣化などで壊れたなどの場合の修繕費は、
基本的には建物の所有者である大家さんに払ってもらいます。
その費用を不動産会社が払うということはありません!

1円でもお金が発生する場合は、
事前に大家さんから承諾を得る必要があります!

ということは、

大家さんの人柄もとっても関係があるということです!

入居者さん思いで、
二つ返事で対応してくれる(もしくは対応することを任せてくれる)
大家さんもいれば、

なにかしら注文や文句を言って、すんなりとはいかず、
時間がかかってしまう、
もしくは対応をしてくれない大家さんもまれにいたりします(*_*)


例えば、夏にエアコンが故障してしまったとき

最近の夏は本当に暑いですから、
夏にエアコンの故障は生活、体調に間違いなく支障をきたします!


大家さんによって、対応や反応が違います!

大家さんA
「入居者さん暑くてかわいそうだからすぐに業者手配してあげて!
修理できなそうならすぐに交換の手配をお願いします!
一応扇風機も部屋に届けようか!?」


大家さんB
「交換が必要なら、とりあえず何社からか見積り取って!
それからどうするか考えるよ」


大家さんAのように入居者さん思いの方は、

すぐに対応してほしいという依頼に併せて、
入居者がその間に困るであろうことへの対応まで考えてくれます!


大家さんBの場合は、依頼された見積書を届けると、

「ちょっと高いな~。
やっぱり知り合いの業者に聞いてみるから、ちょっと待ってて!」

という返事が😫

そういうことなら最初からそっちに依頼をしてほしかった・・・
と本当にイライラします。

その間も入居者さんは暑い部屋で過ごしているのに・・・😓
そして、 「扇風機」は入居者本人が買う羽目に。


しかし、入居者さんにプラスになるであろう民法の改正がありました。
どういう改正かというと、とてもざっくりですが、

設備などが故障して使えなくなった時に、賃料が減額される

 ※民法611条 (賃借物の一部滅失等による賃料の減額等)
 ※減額対象にはルールがありますので、ご注意ください


大家さん次第で物件は良くも悪くもなります


大家業に熱心な大家さんの物件はどんどん良くなります。

勉強しながら、部屋をリフォームしたり、
新しい設備を設置したり、
人を呼びたくなるようなお部屋に仕上がります!


反対に、そうでもない人の物件はだんだん悪くなります。

「お金かけたくないから、
そのまま借りてくれる人でないと貸さないよ!」

という大家さんの物件は、
積極的に手を加えることがありませんから、
どんどん建物は古びていき、
物件の価値もどんどん下がっていきます。

なので、入居者は決まらず、
「家賃収入」が入ってこないので、
お部屋にお金をかけるということがさらにできなくなるという
「負のスパイラル」に陥ります。



大家さんの人なりは物件(建物)にそのまま反映されます Σ(゚Д゚)


今日のまとめ

営業マンがわざわざ説明しないポイント⑤
「大家さんの人柄」でした。

大家さんの人柄で、
入居中の生活が左右されると思うと恐ろしいと思うかもしれませんが、
不動産会社もしっかり、仕事をします☺
民法の法改正もありました!
大家さんにきちんと説明をして、
払ってもらう所は払ってもらいます!
そうでないと管理会社としての意味がありません😅

このように、わざわざ説明はしてこないが、
実は重要なポイントだということもあります。

ぜひ、次回のお部屋探しの際の参考にして下さい!

本日もご覧頂きありがとうございます。


■岩滝関連リンク
日本不動産コミュニティー認定講座



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