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6・タケノコ 違いの分からない女

八百屋さんで、産地の違うタケノコがあったので
「どっちがおいしいの?」と聞いたら、
「もっとおいしいのがありますよ。今朝、近くの農家の人が掘りたてを届けてくれたものが」と言う。
ここの八百屋さんは品物のことをよく知ってて、かつ正直に答えてくれるので、何でも聞いてしまう。

で、その掘りたてのタケノコを買ってゆでてみたら、
やわらかくてえぐみもまったくない。何ておいしいの!
1年ぶりの茹でたばかりのタケノコ
体の細胞が生き返るよう!


タケノコは皮のままゆでるのがいいと料理の本などに書いてあるが、
私は、皮をむき縦に半分に切って、米のとぎ汁でゆでる。
皮つきで茹でたのと 皮なしで茹でたのの味の違いがわかるほど 繊細な舌をもってないので、簡単な方にしてる。
これだって、季節の生のタケノコは十分においしい(なんたって違いがわかんないし)

タケノコご飯、
タケノコとワカメの煮物、
春巻き、
酢豚など、
タケノコのごちそう続き。

新人参、新タマネギ、茹でたばかりのタケノコで作る酢豚は一味違う。
冬は、ずーっと同じようなものを着て、同じ枯れた景色を見て、同じものを食べてた。 春は次々と新しい野菜が出てきて、その変化がうれしい。
もうすぐ、1年ぶりのグリンピースも食べれる♪


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