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72・酒は百薬の長

うちの夫は、毎日、酒を飲む。
最後に必ずご飯を食べるから、私はいつまでも落ち着かないし、
台所が片付かない。

年のせいもあって、夫は 飲んでるときにしゃべったことや伝えたことは、ほとんど覚えてない。
大事なことは、しゃべれないし、ヘタするとケンカにもなる。
だから、酒飲みっていやなんだよ。

ビールから始まってウイスキーや日本酒やワインと 毎日宴会状態である。
休肝日もないから、健康にもよくない。
そんなこんなで、私は、イライラしてくる。

しかし、ちょっと 視点を変えてみようかと思い立った。
夫は酒にはだらしない(本人はそう思ってない。無茶な飲み方はしていないと思ってる)けど、他のところでは、きっちりしているから、酒でも飲まないと、いつも緊張状態でいるかもしれない。気が抜けないたちなのだ。
人生の前半は トラウマになりそうな苦労も多かったしね。

となると、酒はうつ病の薬みたいなもんで、一日の終わりに飲むとやっと 心も身体もほっとするのかも。
つまみも食べてるし、ご飯も必ず食べる。
30年前の胃がんもすっかり完治し、ピロリ菌も除去したし、
今や血液検査でも何の問題もない。
肝臓の数値だって、コレステロールだってみんな正常だ。(最近、血糖値がマズイけど、肝臓がなんともないってのは摩訶不思議)

無理に休肝日を作って、うつにでもなられたら そっちのほうが大変そう。
そうだよ、酒を薬と考えることにしよう。
酒が薬だったら、そりゃ毎日飲まなきゃいけないよなぁ

だって薬なんだから。




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