伝染性単核球症という病気

2020年8月26日(水)

こんにちは。

昨日は完全に休みにしました。

具体的には喉の休日にしまして、一切声を出さずに常にのど飴をなめていました。

喉を治すのにはとにかく喋らないことが大事だと聞いたことがあるのでこういう日を設けた次第です。

ただ、夜になってもあんまり変わらなかったのと、体温がなんでか知らないけど若干高かった(37.1℃)ので風邪薬を飲みました。

風邪薬を飲んでしばらくしたら喉の違和感も引いてきました。

それから、今朝の体温も平熱に戻っていました。

やっぱ風邪薬はとにかく早めに飲むのが大切ですね。

ちょっとでも「ん?」と思ったら迷わず飲んだ方が良いですね。

最近はめっきり体調を崩すこともなくなったんですけど、大学1回生の頃は本当に月1くらいで風邪を引いていてボロボロでした。

風邪薬もだいぶ症状が出てから飲んでいたので全然効かなかったです。

その頃は市販の薬ってそんなものかと思っていたんですけど、今になって、ちゃんと芽を摘むようにこまめに飲んでいればもしかしたら発症しなかったのかなって思います。

風邪薬は風邪を引く前に飲む。一人暮らしで大事なことを学びました。

一人暮らしは体調崩したら終わりです。まず”安静”が取れませんからね。

ふと、部屋の中で倒れたら誰にも気づかれずに死んでしまうんだろうなあと考えてしまいます。

こういう一大事の時とか、地震が起きた時、火事になった時、などの緊急事態のシュミレーションは布団に入りながらよくするんですけど、ガチで体に異変が起きた時はとにかく外に出て倒れることを最初の行動に想定しています。

ドアの前で倒れていたら道行く親切な方に通報してもらえるかなということです。

そうでもしないとほんとに孤独死しちゃいますからね。

僕は二年前に「伝染性単核球症」という病気にかかって1週間の入院と1か月の自宅療養をしていたのですが、発症したときは本当に死ぬんじゃないかって思っていました。

咳、高熱、扁桃腺の腫れが4日くらい続いたところで病院に行ったんですが、この病気かどうかを血液検査で発見するのには1週間かかるそうで、その間ずっと通院しながら部屋で寝ていました。

実は最初の血液検査で白血球やγ-GTPの値が異常なほど高くて、この時点で入院必須らしかったです。

はじめのうちは京都の病院に通っていまして、いよいよ入院した方が良いという話になった時に実家近くの方が良いと思って紹介状を書いてもらい、自力で家まで帰りました。

そのことを知らされたのは入院することになった病院でした。

この伝染性単核球症という病気、実はこれに効く薬はなく、とにかく自分の免疫の力だけで治さないといけない病気らしく、入院中もトイレ以外の歩行は禁止、常に寝とけという状態でした。

この原因となるEBウイルスは肝機能にも影響を与えるそうなので、とにかく肝臓を対ウイルス以外に働かしてはいけないようです。

入院するまでも基本寝ていたのですが、病院に行ったり買い物したりしないと生きていけないので、こんな病気にかかっていながら自転車でめちゃめちゃ動き回っていたということになります。

恐ろしい、、、。

また、肝機能低下の他に脾臓の肥大も併発していたらしく、ワンチャン破裂していた可能性もあったそうです。

肝臓は沈黙の臓器という異名を持つにふさわしく、当時は肝臓が悪くなっているなんて微塵も感じませんでした。

もちろん脾臓があんなにパンパンに膨れ上がっていたなんて想像もできません。レントゲンを見たら胃よりも大きかったです。

1回生の時に気管支炎を患っていたので今回もそれか、肺炎になってしまったのかなあと思っていたんですけどまるで違いました。

早めに病院に行ったのにこの仕打ち、とても早めに病院に行こう!っていう教訓では片づけられないエピソードです。

この経験から学んだのは、とにかく死なないことです。

自分の免疫を信じるしかありません。

いつ変な病気にかかるかわかりませんが、みなさんも倒れるときはドアを開けて倒れましょう。とにかく生にしがみついていきましょう。

そんなわけで今日はこの辺にしときます。

瀧崎でした。また来ます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?