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ハンデはいずれハンデではなくなるから悩まずとにかく笑顔でいよう

子どものころは勉強が苦手だった。嫌いではなく苦手。現代なら学習障害と診断されてもおかしくない。

「書きかたのけいこ」という小学校低学年時代のテキストの表紙を今でも思い出すが、字を書くことからも逃げた。

そんなワケで私の文字はいまだに書き順がデタラメである。
デタラメなので人前で文字を書くことに激しい抵抗がある。過去に指摘された記憶がよみがえるからだ。

ホワイトボードに文字を書く人はすごいと思う。僕が書いたらデタラメな書き順をさらけ出すようなものだから僕にはできない。

しかしそんな私を救ってくれたのはワープロ、パソコン、スマホだ。
これらのツールで文字を書くのに書き順は関係ない。デタラメな書き順の悩みは激減した。

誤字脱字も悩みだ。チェックしたつもりでもあとから必ず一つ二つ見つかる。指摘をあきらめ笑いながら書類を直してくれた上司もいた。僕は苦笑いするしかないが、そんな場面は多々あった。

しかしこの問題も音声入力が解決してくれそうである。入力精度はまだまだだが以前に比べればかなり向上している。完璧なものになれば誤字脱字で悩むことはいつかなくなると思うし文章力の問題もAIが解決してくれそうである。

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これまでハンデだったことも、もはやハンデではなくなくなっていることも増えていることに気づく。

バリアフリーなどはその典型。

数十年前、脚が不自由なせいでハンデを感じさせ続けた環境の多くは、もうハンデではなくなってる。

そう考えれば未来は悪いことばかりではないように思えてくる。

無理に前向きに捉えなくていいかもしれないし、克服する必要さえないのかもしれない。

第一、いちいち悩んでたら暮らしがつまらなくなる。

環境やテクノロジーが解決してくれるなら、それらをうまく使うことを考えればいい。

笑顔でいられたほうがいい。

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