2年ほど前に、突然夫からレス宣言を受けました。
理由は、私が太ったから？なのか、私の体に飽きたのか。男性は、同じ個体を抱くことを5年ほどすると飽きる動物なのだとも思います。
太ったと言えば、私はレス宣言を受ける数ヶ月前から病気になり体重の増減がありました。ある時はやつれていて、ある時はその反動で増えたりしました。薬の影響もあった様です。夫は、私の病気のことは全く心配せず、むしろ病気療養をしている私を責め立てる様な状態でした。そんな中、唯一たまにセックスすることは夫婦である証だったようにも思います。喧嘩が絶えなくとも、それがあるとその後少し許せたりする。
でも、宣言後は本当に私に興味もなく私も完全に気持ちが離れていきました。

病気が快方へ向かい、再就職をしました。快方と共に痩せて来て、仕事を始めてからはみるみる体重は減って病気の前くらいにはなりました。人前に出ることの多い仕事で、外見を整えてそれなりに綺麗にしている様になりました。
就職先にいた14歳年下の彼の事は、入社してふたつき位の頃から気になり始めていました。それは、恋愛ではないと自分に言い聞かせる作業から始まりました。だいぶ年下だし、年上心をくすぐるところもあるよなと。そして、話しやすいのは入社直後からの印象でもありました。
でも彼は、彼女がいたこともない。女性に触れたこともない。という、ピュア君だったことが忘年会の呑み会で話していて知りました。そんな人いるんだ。驚きの中でも、その時も自分が好きだなんて事に繋がりを持たせようとすることを理性が止めていました。

仕事で、時々2人での移動や話す必要のある場面があり。それを積み重ねるうちに、どんどん彼の事が気になる様になりました。でも恋だとは思っちゃいけない。と、心がブレーキをかけていました。これは、親心。恋心じゃないって思おうとしていました。だから、彼の年齢に見合う親戚の女の子を紹介することにしました。2人とも、相手を探しているのを知っていたから。
その紹介の会は、私の自宅で子供や夫も交えてお見合いパーティ兼旦那が昼呑みパーティ大好きなので、その無理やり理由こじつけの呑み会になりました。
そこで、初めてプライベートで会ったわけですね。奥手の彼と、ピュアな親戚の子は話してはいたけれどその後の発展をしたかは、今は聞いていません。なにせ、私が好きになってしまっているから…。親戚の子と彼が話しているのを見て、私の心の中で嫉妬と思える様な気持ちが芽生え始めて、もう恋心なんだと認めざるを得なくなっていきました。

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　つづく

#婚外恋 #セックスレス #年下彼氏 #適応障害