続編•雨の日はアイをする⑥
仕事が終わり
制服のまま
家へ行くことが増えた
行くのは
大体週に一回位
1週間過ぎても
お誘いがなかったから
前回泣いたから
もう
会わないことにしたのかな…
とか
心配していた
…
今日くる？
はい
…
仕事終わり行った時は
お風呂に入る
前回は1人で入ったけれど
今日は
一緒に入ろうかな？
と
一緒に湯船に浸かり
抱き合う
のぼせそうになる中
彼の手は
湯船の中でも
粘液が出て来たことがわかるほどに
なって来ている
そこへ伸びる
そして
立ち上がると
右の足を
湯船の淵に乗せた
彼は
クンニをしたことが
ないと言っていた
そんなことは
無いんじゃないかな？
と思いつつ
もしくは
そうなのかもしれないな
とも思う
彼は
お風呂から上がりたての
そこは
私の中に顔を埋めた
ひと月前くらいに
私は
舐められるのが
好きなんですと
伝えたけれど
彼は潔癖なのか
匂いが少しでもすると
舐めるのに抵抗があるようだ
一度入れた後で
彼のを舐めていると
味がして嫌じゃない？
と聞かれた
私は全然
と答える
…
お風呂でするそれは
凄く良かった
声が出るので
沢山はしなかったけれど
彼の上で
腰を振るのが
止められない様子を
いつものように
彼は眺めている
そうして
俺の人格とかよりも
俺のモノの方が好きなみたいだなぁ
と言った
そうかもしれないな
と思うけれど
それは
彼のだから
なんだよね
彼とだからイイ
彼は
14歳年上で
50代後半だけれど
白髪で
シンプルで清潔感があって
そんなにカッコ良くはないけれど
仕事をする様や
できる所は
とてもかっこいいと思って
最近特に
ドキドキしたりする
仕事場で
なるべくのんなそぶりを見せない様
真面目に話をしている
噂になっているとか言うけれど
それは
彼が私を気に入っていて
贔屓している
と言う程度のことだろう
…
贔屓は
正直されてはいないんじゃないかな？
と思うけれど
初めはそうだったかもしれない
店長の立ち位置になった時
でも
その立ち位置は
楽ではないから
実質私は大変なんだよ
それを
彼の上で
腰を振るかの如く
部下としても
手の上で転がされて
ガッツリと
働いているんだよね
…
仕事が終わってから
日が終える前までの
数時間では
短すぎると思いながら
あっという間の逢瀬は終わった
…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？